た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

社会学入門・中級編

 

社会学入門・中級編

社会学入門・中級編

 

「中級編」とついてるのは、既に社会学入門 〈多元化する時代〉をどう捉えるか (NHKブックス)*1という書を著しているからだそうで、それを出した時の反論などにこたえる意味もあるみたい。前著を読んでない身としてはようわからんが。

ありゃ、著者のブログははてなブログだった:shinichiroinaba's blog

人文(科)意味の理解、つまりは心あるものの振る舞いの解釈が、それに対して(自然)科学では、心がない、あるいは心によって左右されない自然のメカニズムの解明が、基本的な方法である 

近代科学を近代科学たらしめているのは、観察以上に実験 

この人もこの世界の著名人?:wikipedia:デイヴィド・ルイス

うーん、こんなのは言われても何のことやら…パス解析 | 日経リサーチ

これはの世界の教科書的存在?:社会科学のリサーチ・デザイン―定性的研究における科学的推論

乱暴に言えば量的研究の場合にはあらかじめ明確に立てておいた問題を検証していくことに、質的研究は問題そのものを発見していくことに、それぞれ比較優位がある 

 あっそ。

こんなのもあるそうで:数量化3類 | 日経リサーチ

社会学の場合には、人間の性質、価値観や行動パターン自体が一定不変ではなく、周囲の社会的環境によって構築されたものである、と考えます

 これもようわからんorz:「再帰的近代化」ってなに

「科学的アプローチ」 においては…未知なる法則性の理解が目標とされ…「工学的アプローチ」の場合には…すでに操るべき対象となるものの性質・運動法則は基本的に知られ理解されていて、その知識にもとづいて対象を操作する

 こんなのもあるんだってね:筒井康隆(1934-)『最悪の接触(ワースト・コンタクト)』(1985):異星人であるマグ・マグ人と人間(地球人)のコミュニケーションの困難さを描く! - 宇宙そのものであるモナド 文学部つながりで、wikipedia:荒川慎太郎 を思い出した…

不確実な世界についての予想、それぞれの可能性に対する主観確率の割り当ては「信念」です 

 寛容の原理とかいうのもあるそうだ。

同じ物事に対してさまざまな立場からさまざまな解釈がなされうるのであり、その物事を『社会問題』と認識し、そう語る立場があり、その語りが広く公的に共有されてはじめてそれは『社会問題』となる 

 これはググったら学会まであった…日本混合研究法学会

なんかググったらこんな項目も出来てるね:wikipedia:人工知能の歴史 学習しすぎの問題もあるそうだ:AIが学習しすぎる?「過学習」問題とそれを抑制する方法 | AI入門ブログ(人工知能の作り方など人工知能に関する情報を公開)

教師あり学習を「回帰分析の機械化」とするならば、教師なし学習は「多変量解析の機械化」なんだそうだ。ここだけ書き抜いても何のこっちゃわからんがorz

非常に乱暴に言えば機械学習技術を使うとは、「試行錯誤する機械を試行錯誤しつつ使う」

 wikipedia:エスノメソドロジー

こんなのもあったそうで:古文書返却の旅|新書|中央公論新社

単著の論文は文学作品になり得るが、今主流の共著の論文は、むしろ報告書と捉えた方

良いそうだ。

社会学だけでなく、見ればわかる、読めばわかる、といった教え方は今の時代流行らないんだそうだ。

理由とは、あとからついてくるもの

そんなとこか。んじゃまた。

 

*1:取り寄せすれば読めないことはないが…