た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

キリギリスの哲学

キリギリスの哲学―ゲームプレイと理想の人生

キリギリスの哲学―ゲームプレイと理想の人生

このキリギリスはwikipedia:アリとキリギリスのキリギリス*1で、そうえば訳注の記述(Wikipedia にも書いてあるけど、元々はセミだったらしい。)に「へー」と思って借りたんだが、それを忘れてつい全部読んでしまいました(まぁ、斜め読みですが)。
でも本書は訳注も多く、素人でも読みやすかった。
wikipedia:パラドックスの中には、探求のパラドックスとかいうのもあるんだと。
まぁでも哲学は、深入りすると危険ですな(だから、斜め読みで良いや)。哲学者の持病は、弁証法的眩暈*2だそうだから。
出版社の記事:キリギリスの哲学 - 株式会社ナカニシヤ出版
道新書評も:http://dd.hokkaido-np.co.jp/cont/books/2-0026891.html

あと、持ち歩いてた文庫本の記録。

*1:Wikipedia には載ってないようだから、面白かった言辞を書いておく。「働きて遊ばざれば即ち愚かなアリになるのは明らかだが、遊びて働かざれば即ち死せるキリギリスとなる。」オラみたいなのはどう形容されるんだろう?

*2:めまい