なんか、第一部でも「まず直観、しかるのちに戦略的思考」と書いてるし、亡き父が感動していたwikipedia:国家の品格でも似たようなこと書いてたから、今や理性の立場はないなぁ。でも昔どっかに書いた気もするんだが*1、言語化された理論は他の人に伝えることができるけど、直感や感情(○○、という感じ)といったものは他の人は感じ方が異なる場合が多々ある(僕のような狂人ではなおのこと)から、伝えるのが難しい(ものによっては完全に伝えるのは不可能)んだよね。そういうったwikipedia:バカの壁(で良いのかな?)をいかにして乗り越えたら良いか、はやっぱりよくわからない。本書でも、「相手に敬意を持って誠実に話し合う」程度のことは記述してあったように記憶するが。
600ページ以上あるが、その分注や索引*2も充実している。
ま、詳しくは上の書評を参照してちょんまげ*3。
→'21 9/22 追記。何故か今頃書評があった。:社会はなぜ左と右にわかれるのか――対立を超えるための道徳心理学 – tatarabookmark.mark2
あと、図書館背取り。