- 作者: ターリシャーロット,Tali Sharot,斉藤隆央
- 出版社/メーカー: 柏書房
- 発売日: 2013/07/01
- メディア: 単行本
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選択盲がある(参考記事)ということに気づいていない、ということを表すのに、「選択盲盲」なんていう訳語を使ってたけど、モーモーさんじゃあるまいに、どうなんだろう?なんか良い訳語思いついたら、追記するかも。→在選択盲、なんてどうかな?→(2015/0311 追記:こんな記事もあった。「こだわり」は実は曖昧:知覚と「選択盲」の実験|WIRED.jp)
あと、エピローグでこの絵が説明に使われてたけど、この絵は有名だからなぁ。著者の主張(大半の人には楽観性があり、その方が健康的で進歩もしやすい)を裏付けるには蛇足のような気もする。
という訳でチャチャを入れたい箇所も何箇所かあるが、全体的にはまぁ楽しめた。
楽観性のバイアスの存在を知れば、楽観的であり続けながら非現実的なまでの楽観性による落とし穴を避けることができるだろう
とのことでした。
もっとも、この楽観性のバイアスが狂人(オイラ)にも通用するのかどうかは不明だが。それに、今書いてて思った。落とし穴を避けるための境界線の見極めも難しいだろうなぁ。少なくとも、狂人にはムリっすorz
まぁどうでも良いんだけど、訳者の名前をひらがなで書くとスゴいことになるねorz「俺の後ろに立つな!!」ってか?
あ、そうそう。でも本書にはちゃんと索引もあって◎(その分のコストがいくらくらいだったかは知らないが)。
あと、今日の図書館背取りの記録。
*1:本文中ではバイアスを「錯覚」と訳してた箇所もあった。