- 作者: マーガレットヘファーナン,仁木めぐみ
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2011/12/02
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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書店で手に取る機会があれば、初めにある「日本語版刊行に寄せて」だけでも読んでほしい。曰く、海外では、フクシマ(福島第一原発事故)は、日本的文化(官僚主義的で、従順で、服従する民族だから)と地理的要因が重なったせいで起こった事故だ、と報道されているんだそうだ。ふーん。ま、そういう側面は確かにあるでしょうな。でもそれだけじゃないよね。事故は世界中どこでも起こり得る(と思う)*2。ちょっと気になってググってみたら、交通事故に関してはこんなデータが見つかった。これはこれで興味深いデータ。
あとwikipedia:世界金融危機 (2007年-)の話にも多くのページが割かれていた。曰く、(個別の会社の危機は予測できても)システム全体の危機は予測が難しいんだって。
他にも、興味深い話(自分で買った本なら線を引きたくなるような話)は多かった。だから、ノートに書き写した言説は多い。
ただ、注がちゃんとあったのは良いんだけど、ほとんど英語の文献なのが悲しいorz一方、索引はないorz
図書館では朝日新聞の書評欄に載ってた(これかな?)、と紹介されていたけど、書名でググるといろいろ記事が見つかります。例えばこの辺とか。