- 作者: 加藤尚武
- 出版社/メーカー: 世界思想社
- 発売日: 2011/10/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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そんで、著者の加藤尚武さんは哲学者だそうで、現在鳥取環境大学の(名誉)学長さんだそうだ。なんか、学内に育児室を作る、ということで学長を引き受けて、その育児室の見学者はたくさん来たんだけど、利用者は結局ゼロだったんだと。日本の現状だと、そんなところなんだろうなぁ。だから、民間資本活用、とかお題目のように唱えていると、使われない施設は意味がない、ということになって、結果社会はいつまで経っても何も変わらない、ということになってしまうんでしょう。
話がそれた。本書は、冒頭に神様の話があったり、ちょっと取っ付きづらい面はあったんだけど。でも、
あらゆる作戦の基本原則は、「最悪事態の回避」である。
など、興味深い言辞は多かった。
哲学者の立場から、災害について語った、というところでしょうか。
うーん、しまりのないまとめだけど、まぁ良いや。