た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

ことば、この不思議なもの

ことば、この不思議なもの: ─知と情のバランスを保つには

ことば、この不思議なもの: ─知と情のバランスを保つには

図書館の新着本のコーナーで目に触れて、手に取ったところ、著者はしばらく日本を離れていて、十年ほど前に帰国したそうで、ある意味オラと経歴が似てるね、と思って借りて読んでみたんだけど・・・うーん、どうなんだろう?なんか、本書中でも引用されてたけど、日本語が亡びるとき - たーくんの狂人日記と似たような臭いを感じた。
全体としては、声ことば(平たく言うとwikipedia:話し言葉みたいなもんか?著者の立場としては、ちょっと違うようにも感じられたが。)の重要性を説いているんだけど、その過程では階層波*1とかいうシロモノも出てきて、何だかなぁ、という感じ。
本よみうり堂では好意的に紹介してるし、梅田望夫氏あたりが読めばまた絶賛してくれるかもしれない。

*1:""(ダブルクォーテーション)をつけてググってみると、本書のブック検索や怪しげな中国語のサイトが出てくる・・・