た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

単身急増社会の衝撃

これも一応最後まで目は通したが、中ほどは飛ばした(ななめ読みした)orz
Facebook単身急増社会の希望 支え合う社会を構築するためにが紹介されて、図書館で検索したら、その前の本書がヒットしたので、発掘して読んでみた。

単身急増社会の衝撃

単身急増社会の衝撃

朝日新聞書評:“無縁社会”が深まる「2030年問題」|好書好日

「公的なセーフティーネットの拡充」と「地域コミュニティーのつながりの強化」が、現在単身世帯でない人を含めて、私たちの暮らしを守ることになる。

というのが、本書の基本的メッセージだそうだ。よって

社会保障の拡充は経済成長の足かせになるのではなく、むしろ経済成長の基盤になる

とのこと。
そえば、wikipedia:標準世帯って今や全然「標準」じゃないね。Wikipedia にも書いてある。

標準世帯というのは減少し続けてきており、2010年時点では最も多い世帯の形態ではなくなっている。
代わって最も多い世帯の形態は単身世帯となっている。

でも、何か、統計(国勢調査とか)の数字をいじって理屈並べているだけのように思えて、イマイチ心に響かなかったorz
とは言っても、最後の方にあった

今の日本にとって重要なのは、社会保障は「経済成長の基盤」という捉え方

という言辞には賛同できる。あとこれも。

筆者は、医療・介護・保育・教育といった分野では、所得の多寡ではなく、必要に応じて平等に最適水準のサービスが受けられる社会が望ましいと考える。

住宅に関しては、アメリカにはこんな制度もあるそうだ。:wikipedia:en:Naturally occurring retirement community
そえば著者曰く、日本は(低負担)低福祉だそうだ。やっぱりね。ググったらこんな記事も。:http://www.jcer.or.jp/column/s-saito/index533.html

この後また図書館に借り換えに行くつもりだから、また読みかけた本が続くでしょう。