これも一応最後まで目は通したが、中ほどは飛ばした(ななめ読みした)orz
Facebook で単身急増社会の希望 支え合う社会を構築するためにが紹介されて、図書館で検索したら、その前の本書がヒットしたので、発掘して読んでみた。
- 作者: 藤森克彦
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2010/05/26
- メディア: 単行本
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「公的なセーフティーネットの拡充」と「地域コミュニティーのつながりの強化」が、現在単身世帯でない人を含めて、私たちの暮らしを守ることになる。
というのが、本書の基本的メッセージだそうだ。よって
社会保障の拡充は経済成長の足かせになるのではなく、むしろ経済成長の基盤になる
とのこと。
そえば、wikipedia:標準世帯って今や全然「標準」じゃないね。Wikipedia にも書いてある。
標準世帯というのは減少し続けてきており、2010年時点では最も多い世帯の形態ではなくなっている。
代わって最も多い世帯の形態は単身世帯となっている。
でも、何か、統計(国勢調査とか)の数字をいじって理屈並べているだけのように思えて、イマイチ心に響かなかったorz
とは言っても、最後の方にあった
今の日本にとって重要なのは、社会保障は「経済成長の基盤」という捉え方
という言辞には賛同できる。あとこれも。
筆者は、医療・介護・保育・教育といった分野では、所得の多寡ではなく、必要に応じて平等に最適水準のサービスが受けられる社会が望ましいと考える。
住宅に関しては、アメリカにはこんな制度もあるそうだ。:wikipedia:en:Naturally occurring retirement community
そえば著者曰く、日本は(低負担)低福祉だそうだ。やっぱりね。ググったらこんな記事も。:http://www.jcer.or.jp/column/s-saito/index533.html
この後また図書館に借り換えに行くつもりだから、また読みかけた本が続くでしょう。