- 作者: ニール・ポストマン,今井幹晴
- 出版社/メーカー: 三一書房
- 発売日: 2015/02/05
- メディア: 単行本
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本書には3つのまえがき*2があるのに恐縮ですが
なんて自虐ネタを披露してるのは面白かったが。
でも、表紙のテレビはブラウン管っぽいが、訳者まえがきのとびらの項にあるテレビの挿絵は薄型テレビorzもう、wikipedia:ブラウン管テレビは絶滅した?オラんちの居間にはまだあるがorz(映んないけど。)
あまり本論とは関係ないが、
会話は生きていくうえで大事なスキルです。
わかっちゃいるけど、耳が悪いのはどうにもならんしなぁorz
情報媒体は譬えである。
たぶん、原文では "The media is the metaphor." で、頭韻を踏んでて語呂が良いんだろうね。
あ、そーえば、ハゲの人は選挙に出られないね(見た目が悪いから)orz
wikipedia:en:Walter J. Ongが言うには、
格言や言い伝えは絶え間なく使われる。思考の本質そのものでもある。格言や言い伝えなしには思考を広げられなかったのは、思考が格言や言い伝えのなかに存在していたからだ。
とのこと。
真実の概念が、表現形式の偏りと密接な関係にある
別な個所では、「文化が言葉を話す口述から、書字、印刷、テレビへと移っていくにつれ、真実の概念も移り変わる」とも。
19世紀末では、
広告は理解を求めるものであり、感情に訴えるものではなかった。
そうだ。今と反対だね…さらには18世紀までさかのぼると、
読み書きや学習に没頭することは「精神障害の状態」
とされていたこともあったんだとか。すいません、耳の悪いオラは21世紀でも読み書きに没頭してますorz確かに、精神障害だが。
画像は見られるべきであり、言葉は理解されるべきである。
ロバート・マクニール*3曰く、テレビはwikipedia:すばらしい新世界のソーマ、だそうだ。
でも本書は、テレビの否定ではなく、注意して利用を、ということだそうだ。オラの場合は(幸か不幸か)、耳が悪くなって(強制的に)利用が減りましたorz
そうそう、こんな評も:【献本御礼】 ニール・ポストマン著, 今井 幹晴訳『愉しみながら死んでいく ―思考停止をもたらすテレビの恐怖―』(三一書房) | IWJブックレビュー 【書籍紹介・書評コーナー】
あと、巻末の参考文献見てたら、死のテレビ実験 - たーくんの狂人日記もあった。