た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

世界で最も正確な長さと重さの物語

世界でもっとも正確な長さと重さの物語

世界でもっとも正確な長さと重さの物語

Wikipedia では質量はwikipedia:国際単位系では国際キログラム原器から定義されることになってるけど、本書ではプランク定数から導かれることになってた(ゆっくり調べてみたら、Wikipedia でもwikipedia:キログラムの項に説明がある)。朝日新聞の説明:NIE教育に新聞を:朝日新聞社インフォメーション
でも実際問題、英語圏の書籍の翻訳書を読んでて、長さや重さがwikipedia:ヤード・ポンド法で書かれるのはつらいんだよなぁ。
とは言っても我が身を振り返ると、現代の僕たち日本人もものによってはwikipedia:尺貫法を使ったりするから(里や尺が使われることは少なくなったように感じるが、坪や升はまだまだ現役だよね。)、あまりエラそうなことは言えない。
結局、そういう古い単位系になじんだ世代が死に絶えることによって、徐々に変わってゆくのかなぁ?*1
エピローグで、こんな詩が引用されてた。:Inch Worm 日本語訳
ここにも書評:世界でもっとも正確な長さと重さの物語<- 書評<- 徒然なるままに<-Iranoan
ここにも:2015-02-03
でも最後の方は、「具象的なものを抽象的にする人間の能力が産み出したものは邪である」というwikipedia:ジャン=ポール・サルトルの考えが紹介されていたり、やっぱりゴキちゃんにご登場願うしかありませんな。
http://c-champ.jp/images/4812/img.jpg*2

*1:そーば亡き父は、尺も貫も多用してた。

*2:機会があって中央図書館のパソコンで見てみたら、この絵は化けてたので、環境によっては見えないのかもしれませんorz