- 作者: カルロロヴェッリ,Carlo Rovelli,竹内薫,関口英子
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2015/11/06
- メディア: 単行本
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「生に対する私たち(人間)の食欲は底なしで、生に対する私たちの渇きは癒されることはない。」
や詩(長いので引用は省略orz)が引用されているのはイタリアの香りがする。そのイタリアでは、2014年のベストセラー総合ランキング第一位を獲得したとか。
元はイタリアの経済紙上での連載だったそうだけど。
(一般相対性理論の式(たぶんこれ:wikipedia:アインシュタイン方程式)を理解するためには)それなりに勉強しなければなりません。…ですが、それはベートーヴェンの後期弦楽四重奏曲の稀有な美しさを本当の意味で感じとるために必要な努力に比べれば、小さなものといえるでしょう。
いや、そう言えるのは、アナタが理論屋だからでは?(ま、オラはどちらの世界からもレッドカード食らいましたから、これ以上の論評は避けますが。)
物理を極めるとわかるのは、「現実は相互作用でしかない(世界は関係性からできている)」ということだそうだ。別の箇所では、
人間は情報交換ネットワークの要であり、本書はそれぞれをつなぐネジの役割を果たしています。
とのこと。という訳で、最後はちょっと哲学っぽくなってきてここで話してた統合情報理論の話もしてたし、久々にゴキちゃん登場!
そして、図書館で読みかけた本: