た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

青木理の抵抗の視線

青木理の抵抗の視線

青木理の抵抗の視線

私(著者)にとっては「敗北の記録」だそうだが。
wikipedia:ウンベルト・エーコという哲学者が、こんなこと言ってるそうだ。

どんな理論も、日々占領地域を拡大していく匍匐前進の不寛容のまえでは無効でしかない。
(中略)
知識人たちは野蛮な不寛容を倒せない。(後略)

出典は

永遠のファシズム

永遠のファシズム

だそうだ。そうなんだよねorz 言葉を尽くして説明しようとしても、「ウルセー!」で終わりなんだよね… その溝をいかにして埋めるか、が狂人の永遠のテーマでもある*1
あと、wikipedia:ワシントン・ポストの編集主幹が、

歴史のデッサンを描くことがジャーナリストの仕事

と評したことがあるそうだ。
ま、そんなとこで、一応目は通しましたよ、と。

それと、持っていた文庫本の読書記:

*1:政治家とかはまた話が別。だって、あいつ等本来それ(ちゃんと説明すること)が仕事のはずなんだもん。