「科学者の楽園」をつくった男:大河内正敏と理化学研究所 (河出文庫)
- 作者: 宮田親平
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2014/05/08
- メディア: 文庫
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理学部が工学部を俗物扱いすれば、工学部は理学部を世間知らずといっていた
という訳で、どこの世界も自分の関心のあるところを大事にする、っちゅー訳かな?
しかしもともとは 1983 年の本だそうで、そのせいか、wikipedia:跛行なんていう難しい言葉もよく使われていて(これには振り仮名がふってあったが)、なかなか読むのに苦労した。
今パラパラっと読み返してたら、中ほどに
科学の進歩がある限り、日本は「持てる国」である。
なんていう言葉もあった。
あ、そーえば、wikipedia:リコーって元は「理研光学」という会社に源流があるんだね(wikipedia の記述はちょっと違うけど)。
wikipedia:仁科芳雄いわく、
業績が上がると否とは運です。
また別の項では、
(ノーベル賞をもらうような人を輩出するには)
出すだけの背景とその雰囲気を必要とする
とも。