- 作者: 秋田巌,金山由美
- 出版社/メーカー: ナカニシヤ出版
- 発売日: 2012/07
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
同名のシンポジウムの記録。なので話し言葉を記録したものだから、冷静に考えると僕の好みではないんだけど、その分読みやすいんだね。
この「死を育てる」という、「死」と「育」という一見矛盾したものをつなぎ合わせた言葉は、元はwikipedia:多田富雄氏が書き残していたものだそうですが、要は日本の異常な自殺率の高さはどうにかならないものか、という話です(wikipedia:国の自殺率順リストなどを見ると他の国は政情が不安定だとか国内が混乱している国がほとんどで、先進国では日本の自殺率の高さは異常な訳です)。
結局は、
根本苦はなくせないが、社会苦はなくせる。
ので、wikipedia:絆の網目を小さくしてそこからこぼれ落ちる人を少なくしてゆきましょう、ってことでしょーか。
昔話は…人間のごく深層において息づいている。
そうだ。
あと、図書館で読んでた本: