- 作者: アイリーン・ウェルサム,渡辺正
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wikipedia:マンハッタン計画の前後では、核爆発生成物の安全性を検証する、とか何とか称して、プルトニウムをボランティアと称する被験者(まず例外なく、貧者か弱者か病人)に注射する*1、なんていうことをやってたんだそうだ。時代が時代だけに、wikipedia:インフォームド・コンセントなんて形だけ。というか、むしろ全くないことも多し。で、クリントン政権の時に問題になったらしいんだけど、この裁判の結果と前後してwikipedia:O・J・シンプソン事件の報道があったこともあり、なんかウヤムヤになってしまったらしい。
そもそも原書は1999年(クリントン政権の頃)に出たんだけど、wikipedia:福島第一原子力発電所事故で注目されたんだが最近の出版事情に漏れず品切れが続いていたのを再販した、というものだそうだ。
(8/28追記)*2。
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あとまたデジタル書き抜き。
(核兵器製造者の)1993年時点の問題点は六つに集約できる。
放射性廃棄物の問題と秘密主義は、(日本の)原発でも同じだと思う(だから太字にしてみた)。
も一個(本文中と訳者あとがきにも出てきた)。
(前略)核実験や放射能漏れ、原発事故のたびに政府が出す「無害・安全」宣言はあやしい…と国民がうすうす感じていた。その予感が裏書されたところだ。
そえば、本書では TBI はこういう意味で頻出してたんだけど、オラの障害はこっち(wikipedia)の意味での TBI なんだよね…ヤヤこしいねorz 狂人だから、つい反応してもうたorz
そして図書館背取りの記録:
*1:そんなに安全だというなら、実験者自身に注射すればいいのに、というのは本書で語られていた皮肉。プルト君(wikipedia:プルトニウム物語 頼れる仲間プルト君)なんてーのもいたなぁ。
*2:今日寄った図書館には、旧版があった。
*3:いや、よく考えたら高さ3 m もないから、もっと狭いねorz小箱以下か。さらに今は物が散乱しているため、狭ささらに倍!