た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

フクシマは核戦争の訓練場にされた

(詳細)目次だけでも興味深い。フクシマは核戦争の訓練場にされた - 株式会社旬報社 働く、学ぶ、育てる、暮らすなどをテーマにする生活に身近な出版社です

戦争とはこういうものである。破壊と殺りくは行うが、復興と環境の回復の手立てを持たない。目標は戦争の勝利だけである。

(日米の)大きな相違点は、やはり常に核戦争を想定してきた国と「原発安全神話」に溺れていた国との、危機意識と事前準備の違いだろう。どちらが正しいわけではない。どちらもおかしいのだ。

Wikipedia に「茨城空港」と聞いてみると、wikipedia:百里飛行場とお答えが返ってくる。ふーん、もともと自衛隊の飛行場なのか。
ただやっぱりこういう怒りの感じられる本には、)*1の数が((と)合わないとか、「茨木空港」*2だとか、誤植(と思われるもの)が残ってる…

関東での米軍部隊の展開は、被爆データを集めるために放射wikipedia:線量計(ドジメーター)を携帯して被爆しにいくことが目的だったとしか言いようがない。

まぁ、こういう側面があった、ということは頭の片隅にとめておく必要はあるでしょう。本書でも最後には

今後、さらに細かなデータ積み重ねられて、数十年後に「トモダチ作戦」の本当の結果が明らかになることだろう。

と結んでいたし。

というわけで、午後から図書館に行って借り換えてくるつもり。

*1:閉じカッコ。

*2:Google 先生に訊いてみると、強制的に「茨城空港」に翻訳されてまうorz または、(大阪の)茨木から関空へのバスを見つけてくれたり。