フクシマは核戦争の訓練場にされた 東日本大震災「トモダチ作戦」の真実と5年後のいま
- 作者: 石井康敬
- 出版社/メーカー: 旬報社
- 発売日: 2017/01/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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戦争とはこういうものである。破壊と殺りくは行うが、復興と環境の回復の手立てを持たない。目標は戦争の勝利だけである。
(日米の)大きな相違点は、やはり常に核戦争を想定してきた国と「原発安全神話」に溺れていた国との、危機意識と事前準備の違いだろう。どちらが正しいわけではない。どちらもおかしいのだ。
Wikipedia に「茨城空港」と聞いてみると、wikipedia:百里飛行場とお答えが返ってくる。ふーん、もともと自衛隊の飛行場なのか。
ただやっぱりこういう怒りの感じられる本には、)*1の数が((と)合わないとか、「茨木空港」*2だとか、誤植(と思われるもの)が残ってる…
関東での米軍部隊の展開は、被爆データを集めるために放射wikipedia:線量計(ドジメーター)を携帯して被爆しにいくことが目的だったとしか言いようがない。
まぁ、こういう側面があった、ということは頭の片隅にとめておく必要はあるでしょう。本書でも最後には
今後、さらに細かなデータ積み重ねられて、数十年後に「トモダチ作戦」の本当の結果が明らかになることだろう。
と結んでいたし。
というわけで、午後から図書館に行って借り換えてくるつもり。