た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

恐怖の美学、など

恐怖の美学

 図書館の展示だったかなぁ?でも展示なら夏にやりそうな本だし、やっぱり新着本?

 3Kの書評:【書評】『恐怖の美学』樋口ヒロユキ著 - 産経ニュース 「読書案内も兼ねてる」というか、それがメインのような気もするが…

 「書けば祟る」と言われる怪談があるそうなんだが、さすがのGoogle先生でもわからず…(まぁ検索語の選び方が悪いんだろうが。)

 こういうのもあるんだ:wikipedia:ゾゾゾ ま、オラ、基本びびりだし、わざわざ見ようとは思わんが。裏面もあるんだと:ゾゾゾの裏面 - YouTube

 google:文化記号論]とかいうのもあるんでっか。これに関係するらしいが:[wikipedia:シニフィアンとシニフィエ

 日本語圏などは欧米・中国語圏と意味が違うんだって:wikipedia:チェックマーク

恐怖は文化的文脈だけでなく、個々人の成育歴の文脈にも依存する

 wikipedia:美学は直訳すると「感性学」なんだ(Wikipediaにもそれらしいことが書いてある)。

 こういうのも:粋ってなあに?/九鬼周造「「いき」の構造」 | めしは熱いうちに食え 現代の「かわいい」にも通じるんだって:外国人が思う「Kawaii(カワイイ)」とは?Instagramから世界各国の「#Kawaii」を分析|ferret この件に関しては、とりあえず保留*1

 wikipedia:グロテスクwikipedia:耳なし芳一の話にあるように、細かい文字が力を持つこともあるとか。確かにオラの文字も細かい…(自分で読めないこともシバシバ…)

履歴書には書けない些末なことや、事績の分類からは漏れてしまう微妙な人の個性の集積を、人は一般に「人間味」と呼ぶのではなかったか

 wikipedia:オリバー君 当時は家にテレビなかったような気が…今もないけど。

 こんな本もあるんだと:「矢追純一」に集まる未報道UFO事件の真相まとめ ~巨大隕石落下で動き出したロシア政府の新提言 ググるとこういう記事も:【インタビュー】UFOを広めた男・矢追純一86歳の現在「宇宙という大きな流れに身を委ねれば、死の瞬間も楽しく迎えられるはず」(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(1/6) こういう自伝?もあるとか:新装版 ヤオイズム あなたは本当に生きているか

 wikipedia:ツングースカ大爆発 wikipedia:未確認飛行物体説もあったらしいが、ググると真相はこうだと:「ツングースカ大爆発」の原因、解明される | WIRED.jp

 wikipedia:ブリル協会 wikipedia:MJ-12

 wikipedia:日野日出志 本書で誤りを指摘してた箇所は修正されてるようで。さすがはWikipedia

 こういうのもあるとか:wikipedia:信頼できない語り手

 これまたこういうのも:あなたは今、この文章を読んでいる。:パラフィクションの誕生 by 佐々木敦 - 基本読書

 しかし"A.E.ポー"というのはwikipedia:エドガー・アラン・ポーの間違いでないのか?(EとAの順番が逆)Wikipedia の誤りを指摘する前に、自分の本の誤りを修正しようよ。ヱ、オラも自分のブログの誤りを修正しなはれ、ってか?ま、きっと、人間、他人のミスには気付くが自分のミスには気付かない、ってことだね。だから「他人の振り見て我が振り直せ」と言うんですな。

 wikipedia:ノストラダムス でもオラにとっては、本当に1999年*2wikipedia:恐怖の大王が(道の向こうから)飛んで来たよ…

 wikipedia:諸星大二郎のデビュー作がwikipedia:生物都市っていうんだけど、Wikipediaにはそれらしい記述なし…正確にはこういうこと?:生物都市(漫画)- マンガペディア

 ふーん、こんなんもあったんだ:wikipedia:千里眼事件/これまたこういうのも:wikipedia:オッペケペー節*3

 こっくりさんはなぜ当たるのかwikipedia:コックリさん)なんていう話もあった。でも確か学校の先生に禁止されたことがあったはず。ま、基本ビビりの狂人は近寄らない。

嫌悪感は不安を生み、不安は恐怖に変わる

Google先生曰く)こういうのもあるんだ:wikipedia:ヴィクトリアニズム

 自分は「男性でも女性でもない何か」 ある漫画家の「性」の話 | ハフポスト PROJECT 本書では二千人に一人、となってたが。むしろこう言った方が(ネットの世界では)通じるかも:wikipedia:ふたなり

けだし魔術とは自由な場所にしか存在しえないものなのかもしれない

 wikipedia:カリオストロ

ご存じの方も多いと思うが、wikipedia:さかしまは…

いいえ、全く存じ上げません…

 wikipedia:ジョージ で、こういう話もあるそうで:wikipedia:聖ゲオルギオスと竜

 wikipedia:百億の昼と千億の夜 文庫版が実家に書庫にあるはず*4だが…完全版を買いなはれ、ってか?wikipedia:グノーシス主義的伝統の遠い末裔だとか。

 知りません…仏教徒失格?:wikipedia:四門出遊/お勧めはブッダと神々の物語だそうだが。現住地の図書館にはなし…→職場の図書館にはあったが。

 こういうのもあるんだって:法身とは?三身のひとつ?読み方や意味、法身説法を簡単に解説 | イキカタ

 wikipedia:毒親の話も。wikipedia:萩尾望都毒親育ちだったとか:萩尾望都と毒親 | 虐待依存症のモラ母に人生を踏みにじられた

恐怖は私たちの心の杖なのだ

 「𨨞」は読めません…まぁ想像はつくが(漢字の偉大なところだね)。

 wikipedia:阿闍世コンプレックスwikipedia:ジョン・ゲイシーハーレクイン (はーれくいん)とは【ピクシブ百科事典】

 wikipedia:道化師 クラウンとピエロは違うんだ。

 よく知らない…:『リア王』の道化について King Lear リア王を読む 対訳 原文

道化とは、王の否認する自分自身の姿(シャドウ)なのである

wikipedia:カール・グスタフ・ユングが言ってるらしいが。一方著者曰く、「道化とは理性から見放された世界を生きる、一人の阿呆=フール」だそうだ。

恐怖の大きな要素の一つは因果律の乱れにあるのではないか(別種の因果の法則)*5

他、

  • メタ連鎖の法則
  • 予感の法則*6
  • 笑いの法則*7

 こういうのもあるんだ:wikipedia:第四の壁

言い換えれば恐怖とは、我が身に何者かが這い寄ってくる時に生まれる感覚

でも、恐怖と懐かしさにも共通点があるとかないとか。

 こういう(英)語もあるそうで:【英語表現】「spellbound」の意味とは?例文と語源をご紹介! | grandstream blog

 wikipedia:記号には三種類あるっていうんだけど、これのこと?:パース(Peirce)の記号の種類:icon(アイコン)、symbol(シンボル)、index(インデックス)│旅する応用言語学

 Yama Q - YouTube

 「誰か1人でも住めば事故物件じゃなくなる」という説もあるそうだが、Google先生曰くそう単純でもないらしい:事故物件って、誰かが入居したら次回は知らせなくてもいいって本当? | ファイナンシャルフィールド

 マッチョな幽霊は(一般には)いないらしいが、ネットの世界にはググるといろいろいるようで…google:マッチョ 幽霊

 wikipedia:日本沈没のナカタ過程は記憶にないなぁ…まぁどうせ、読んだのガキの頃…

 昔は大人気だったオカルト番組が放送されなくなった理由 | ニュース3面鏡 | ダイヤモンド・オンライン

 wikipedia:アルテミスって「屠殺者」という意味もあるそうで:Artemis(アルテミス)

 なんか本もあるみたいだが:“笑い”と“恐怖”は紙一重 |

 よく知らない…:wikipedia:サロメ (戯曲)/これも知らない…wikipedia:ヤング・ブリティッシュ・アーティスト*8

恐怖とは、私たち人間が、曖昧な何かを知覚した時に発動する、感性上のシグナル

 これは人気らしいが:


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(著者の主張としては)むしろ"Don't feel. Think!"だそうだ。まぁ感性が鈍い*9狂人もそうかな?

 そえばこんなのもあったか:「新しい資本主義」は今のところ「修正版アベノミクス」に過ぎない - 田中信一郎|論座 - 朝日新聞社の言論サイト

 あとがきで語ってたのは、芸術はお化けみたいなものだとか。wikipedia:共同幻想の側面もあるらしいから。

 前著:真夜中の博物館〜美と幻想のヴンダーカンマー (TH Series ADVANCED)も巻末に広告が入ってた…

 という訳で、オラには No Fitting な美学だが、恐怖の感性学ということで、それなりに楽しめた。

プルートピア

 図書館で見かけて。

 現代メディア?の記事:プルートピア 原子力村が生みだす悲劇の連鎖 | +αオンライン | 講談社

 書名はwikipedia:プルトニウムwikipedia:ユートピアということで(まぁ、想像はつくが)、舞台となるのはwikipedia:リッチランド (ワシントン州)とロシアのwikipedia:オジョルスク*10で、対照的だけど共通点も多いんだとか。

アメリカとソ連では、中産階級の職業人が労働者階級を乗っ取り、代弁し、無形の、゛階級のない”社会に溶け込ませることによって、国家的な記憶をつくり上げた

まぁ何のこっちゃわからんが…

人間は他から分離された共同体の中に留めておけても、プルトニウムや放射性副産物は境界線を認識しない

 

核の掛け金は高く、目に見えない放射性同位体を否認し否定したいと思う衝動は大きい

 これは映画ですか:wikipedia:インランド・エンパイア (映画)

 1エーカー70セントと言われても、高いのか安いのかわからん…こんな記事もあったから:1エーカーって何平米?...ふだん使わない単位に換算してみる :: デイリーポータルZ、安そうではあるみたいだが。地名もわからんしね…(地図はあったけど、本文中に出てくる地名が載ってなかったり…)

 wikipedia:ハンフォード・サイトは風が強くて、ある労働者の家族は「ここは人間の住む場所じゃない」と言い放ったとか。

 そえば昔別な本にも出てきたっけ?:wikipedia:ミンストレル・ショー

 上のwikipedia:リッチランド (ワシントン州)の中に出てくるみたいだが、ワナパム族の祭では、

  1. ベリー
  2. 根菜
  3. 猟の獲物

を聖なる食物として崇める*11んだと。

生産品(wikipedia:プルトニウム)5マイクログラムが口か鼻か皮膚を通じて人体に入ったら、致死量になると見込まれる

ゴクゴク飲んでたプルト君は大丈夫なのかいな?


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ほかのソ連の産業化計画と同じく、消費より産業、街より工場、バターより爆弾が優先される

 知りません…:wikipedia:怒りの葡萄 wikipedia:ランボーの副題みたいな響きだ…

 こういう人もいたとか:wikipedia:ラヴレンチー・ベリヤ(本書では、ラヴレンチ・ベリヤと表記)

模倣と知的略奪はソ連の産業化の坩堝*12の役割を果たした

 

自由労働者の状況は、近くの収容所や駐屯地の囚人や兵士たちとたいして変わらなかった

 ググったらこれヒット:wikipedia:マヤーク核技術施設 なんか、スパイにコピーされるのを防ぐため、マニュアルの類を敢えて作ってなかったんだとか。結果、wikipedia:ウラル核惨事とか事故が頻発することになったんだとか…

一般に、原子力計画の指導者たちは、放射線の危険に対して無頓着な態度を見せる

こんなまとめ記事もあったが:東京から逃げた人たち - 東日本大震災でやらかした人まとめWiki むしろこっちか:小沢氏は「放射能怖くて逃げた」のか 週刊文春報道に小沢事務所「全くのでたらめ」: J-CAST ニュース【全文表示】

 政治学者のロドニー・カーライルが言ったそうなんだが、アメリカでも、wikipedia:プルトニウムの生産の過程はソ連の計画経済と同じだったんだとか。

アメリカの企業は長いあいだ、工場や企業城下町を管理するのに私設警察を使い、密告者を雇った。

 たぶんwikipedia:ウィリアム・レヴィット曰く、

自分の家を持つ者は共産主義者にはなれない。そうなるには、多くのものを持ちすぎている

だとさ。

 しかし、最近黒人のことを「アフリカ系アメリカ人」と言い換えることが多いけど、そう書いた次の行で「黒人労働者」なんていう訳語を使うんじゃぁ、そもそも最初から黒人と言えば良いのに、と思うんだが。wikipedia:ポリティカル・コレクトネスを意識してるんだろうが、対応が中途半端なんだよね。化けの皮が剝がれたか。

命を守るための科学技術が進歩すれば、それが人類や生活におよぼす危険は大きくなる

 

(今も昔も)科学者たちの大半は、〝政治的に振る舞う”のは客観的な科学者としての信頼性を捨てることだと考えていた

 核の危険はギャンブルに似ているそうだ。つまり、

最初のさいころが振られたら、もっと高い掛け金でさらに賭け続けるのに抵抗がなくなる

ということだそうで。ということは、ギャンブルとの比較で考えるなら、何らかの歯止めがあれば良いのかもしれないが、核エネルギーの歯止めってあるのかなぁ?

 こういうのもあったそうで:2. 「グリーンラン」実験の真実 | 中国新聞ヒロシマ平和メディアセンター

 ソ連時代は、「文化的でない行為」をしたというかどで当局に連行されたりしたんだって。

災害は、社会を解体して赤裸々な真実を暴いてしまう

 

チェルノブイリwikipedia:チェルノブイリ原子力発電所事故)の最大の犠牲者はソ連という国そのもの

 という訳で、後半部分は読み切れず…

 

*1:というのは、昔「何でもカワイイで済ますのはけしからん」みたいな言を見かけて、意を強くしたことがあったんだよね。

*2:月は予言とは全然違うが。

*3:電波の城(6) (ビッグコミックス)に出てきたクイズ番組名が電撃オッペケペーだったんだけど、元ネタがあったんだ。

*4:確か元は予備校の寮で拾ったもの…

*5:平たく言うと「呪いや祟りに対する恐怖」だそうだ。

*6:これか?:

嫌な予感がする時は当たる?悪い予感が当たりやすい理由や怖い時の対処法を解説 | Smartlog

*7:これか?:お笑いの基本概念「緊張の緩和理論」を解説 - 愚かなる独白

*8:sを入れずにYBAだけでググるBig Advanceとかがヒットしたり…

*9:鍛えようにも、簡単には鍛えられない狂人…ま、これも、ニワトリ卵(wikipedia:鶏が先か、卵が先か)か?

*10:ある記事では「不安で怪しい共同体」と書かれたとか。

*11:あがめる

*12:るつぼ