た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

高校生からわかる「資本論」

高校生からわかる「資本論」 (池上彰の講義の時間)

高校生からわかる「資本論」 (池上彰の講義の時間)

発行が一年弱前ですから、金融危機(本書では、実際には世界恐慌に近い、と語っていた)をうけて記された本です。まぁ内容的には、(最近新聞などでも見受けられるように)金融危機後の状況は、ある意味マルクス資本論を記した時代の状況に似ていなくもない、ということで、難解な資本論の内容を、週刊こどもニュースのお父さんでもあった池上氏が、わかりやすく解説しています。
まぁでも、資本論の難解な表現は、言わばマルクスの趣味だからわからんところは読み飛ばしても良いらしい。(でも、そうするとオラなんか全部読み飛ばすことになったりして…)
あと、池上彰さん自身NHKの記者だったのでこれは断言できる、と述べてたけど、記者は性格悪い人が多いらしい。だとすると、今はある意味(ブログなどの興隆で)一億総表現時代、とも言えるから、性格悪い人増えてるのかなぁ?(ま、オラも人のことは言えませんが。)
そんなわけで、本書が発行されてたときに(つまりは約一年前に)本書と出会っていれば良かったなぁ、と思いました。マル。(笑)*1

*1:この(笑)は、もちろんクスッと笑うべし。