- 作者: ジョー・マーチャント,服部由美
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2016/04/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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プラセボ効果(wikipedia:偽薬)の限界について:
- 医療を信じる心が起こす効果は、体が持っている天然ツールに限られる。
- 期待がもたらす効果は、特定の症状に限られる。(痛み、かゆみには効果が大きい。)
ま、国や文化によっても異なるそうだが。
薬に話しかけるのもいいけれど、(親や)妻から(手)渡してもらった方がずっといい(効き目がある)ですよ。
そういう人がいない人はどうしろ、とorz
ふーん、今はこんな学問もあるそうな。wikipedia:精神神経免疫学
ふーん、糖尿病(1型)も自己免疫疾患なんだ。wikipedia:1型糖尿病 で、このwikipedia:自己免疫疾患というのにも脳の働き方が関係しているそうだから、人によって症状が違ったり、難しい問題が起きるわけだね。
患者が不治の病と信じ込めば、不治の病になってしまう
ウーン、でもオラの場合、時計の針は戻らないからなぁorz ドラえもんにお願い!か?それともこっちか?
今は、こういう見方が主流なんだそうだ。
疲労は身体的な現象ではなく、破壊的な損傷を防ぐために脳が作り上げる「感覚」あるいは「感情」だ。
脳が意識的に何かに注意を向けられる能力は決まっている。この能力は上げることも下げることもできないが、注意を向ける対象は選ぶことができる。
だから、痛み以外に注意するように計らえば、痛みは軽減するそうだ。
wikipedia:阪神・淡路大震災でも、死ぬほど怯えたために死んでしまった人がいたんだとか(他の大地震でも同じ)。
wikipedia:瞑想にも何百種類もあって、本書で一章を割いていたのはマインドフルネス瞑想(一般社団法人 日本マインドフル・リーダーシップ協会)。むかーし(退院直後の、右も左もわからない頃)そんな本を手に取った記憶もあるが。
こんな話も:http://www.jds21.com/2013/10/25/%E5%AE%9F%E3%81%AF%E9%95%B7%E5%AF%BF%E3%81%AE%E5%9B%BD%E3%80%81%E3%82%B3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%AB
難聴が自分と人びとを隔てる大きな障壁になっていると感じる。…「聞こえない人を相手にするのは、とても苛立たしいものなのよ。」
この本も紹介されてたんだけど、[読書]孤独の科学 - たーくんの狂人日記一応読んでましたか。
最後にまとめられていた筆者の望みは、以下のようなもの。
本書がマインド・ボディ療法に対する先入観のいくつかを打開すること、そして、物理的な介入と薬への依存を強めていくよりも、健康対策に心を取り入れた方が、実はより科学的で、根拠に基づく治療法だと気づいてもらうことだ
それが成功したかどうかは、読者の判断に任せる、って奴か!? 個人的な感想を述べるなら、まぁ一応の成功はしてるのかな?
で、図書館で見かけた本*1:
*1:NHKドキュメンタリーのwikipedia:番組宣伝を見て思い出した。