た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

世界経済を破綻させる23の嘘

ここで見かけたのを、借りて読んだ。

世界経済を破綻させる23の嘘

世界経済を破綻させる23の嘘

本書の目的は、「自由市場資本主義に批判を加えること」だそうだ。そもそも、「自由市場」というのが錯覚なんだと(場所の制約や時間の制約が必ずあるはず、と)。
どういう嘘を扱ってるか、目次ないかな?と思いググったら、こんなページがヒットした:『世界経済を破綻させる23の嘘』ハジュン・チャン・著 vol.2335 | 「ビジネスブックマラソン」バックナンバーズ
また、こちらのPDFも:世界経済を破綻させる23の嘘(大阪経大論集)

「人間は利己的になりやすいということを認識しつつ、他の動機を最大限利用して、最良の結果を引き出す」経済システムを設計しなければならないんだそうだ。

また、確かに、と思った話は、インターネットより洗濯機の方が世界を変えた、という話。あと、掃除機(日本なら炊飯器)も付け加えたいところかな?あと、「私たちは(場所や時間の制約で)限定合理性しか持ちえない」とのこと。

著者はソウル生まれだから、朝鮮民族についての話も興味深かった。朝鮮民族は、「教皇よりカトリック」なんだそうだ。つまり北朝鮮は、本家?のはずの旧ソ連より共産主義的なんだって。歴史的には、中国人よりも儒者だったそうだ。

んなとこで。