サイコパス・インサイド

サイコパス・インサイド―ある神経科学者の脳の謎への旅

はてブで見かけたときは、「図書館で見かければ。」なんて書いたがそのまま忘れ、先月末図書館で見かけて発掘。
その HONZ の書評はこちら：サイコパスと診断された科学者が語る『サイコパス・インサイド』 - HONZ
もっともこの「サイコパス」という言葉も問題で、

野菜という言葉が台所の言葉であって生物学の用語ではないように、サイコパスなんていう診断は精神医学にはない…ＤＳＭマニュアルにあって一番近いのは、反社会性パーソナリティ障害だと思う

んだそうだ。
例の生まれか育ちか、の問題は、

私見では資質（遺伝子）は私たちの人格*1と行動の８０％を決定しており…（もっとも人間は将来生来複雑な生き物なんだから、どちらかだけに還元するのは無理があるんじゃないか、とも語っていた。）

だそうだ。
なんかこんなチェックリスト*2もあるそうだが。：http://blogs.yahoo.co.jp/toumyouline/1594426.html→'18 03/17 消えてるやorzこれのこと？：サイコパスの診断・症状チェック｜こころナビ
あと、躁状態にある人は多産だが、必ずしも質は高くないんだそうだ。これは、自分自身を振り返ってみても同意できる。
という訳で、貸し出し期限が今日までなので、少し尻切れトンボな気もするが、この辺でorz

そして、例によって図書館で読んでた本：

*1:後の方の章では、性格（むしろ本性？）との違いを強調していたが。

*2:でもこれはスクリーニングとしては悪くないが、完璧ではない、と語っていた。