た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

すばらしい人間部品産業

すばらしい人間部品産業

すばらしい人間部品産業

市の図書館をうろついていて目にとまり、借りて読んでみた*1
結局、人間のエゴというか欲望というか、それをどこまで認めていいもんか。訳者の福岡さんの立場としては、

生命を関係性の現象として見たとき、部分と呼べるものはないということになる。

んだそうだ。
交通事故で多くのことをあきらめざるを得なかった僕は「人生、あきらめめが肝心!」を座右の銘*2にしているが、まぁそういう後ろ向きな態度を他人に押し付けるわけにはいかないでしょうし、どうしたもんだか…
こんな事件もあったそうだ。

*1:まぁその後検索したら、家の近くの図書館にもあったから、見かけるのは時間の問題だったろうが。でも市の図書館の本には帯も貼ってあって、それには「私の問題意識はこの本から始まった」福岡伸一 の文字があった。

*2:でも「何があってもとにかく生き延びることが目標。」とも思ってるから、あきらめ方が足りないのかもしれない。