た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

思考が物質に変わる時

 図書館で見かけて。

思考が物質に変わる時 科学で解明したフィールド、共鳴、思考の力

思考が物質に変わる時 科学で解明したフィールド、共鳴、思考の力

 

 初めの方は、偶然にもパターンがある(なんかググったら偶然の統計学 - た-くんの狂人日記もヒットしたが)とか、まぁマトモだったんだが、途中からwikipedia:第5の力*1とかwikipedia:シンクロニシティ*2とか言い出して、ちょっとトンデモの香りも…

 これも似たようなもんかなぁ:ZONE シリコンバレー流 科学的に自分を変える方法

 あるキーワードでググるとこれヒット:自分の「脳のタイプ」を知るだけでもメンタルを強くできる | 最先端科学×マインドフルネスで実現する 最強のメンタル | ダイヤモンド・オンライン

 ま、こんな本もありました、くらいでえぇか。

 

*1:なんか記事もある:物理の常識を覆す「第5の力」 | WIRED.jp

*2:もとはwikipedia:カール・グスタフ・ユングが言い出したらしいが。

精神障害者が語る恋愛と結婚とセックス

 ちょっと(個人的に)いわく付きの本。精神障害当事者会ポルケー"当事者の言葉を紡ぐ"をモットーに活動しています。

  Amazon商品紹介で出てきた本:当事者が語る精神障がいとリカバリー――続・精神障がい者の家族への暴力というSOSも紹介されてた。

 精神(障害)の世界のリカバリーって専門用語なんだね:リカバリー(Recovery)| 国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 地域・司法精神医療研究部

 wikipedia:知識もいろいろあるようで。

 こころの健康情報局 すまいるナビゲーター | 大塚製薬

 「ありがとう」から「蟻が十」を連想して言うのは意味不明らしい。オラ、事故前から言ってた気が…だから「紙一重」って呼ばれたのか…常人は口には出さないもんなの?

人々がもつ精神障害者への否定的なイメージが、当事者の「生きづらさ」を助長しています 

  という訳で、だいたい読んだけど、個人的事情によりゆっくり読んでるヒマがないもんでね…

 

ファシズムの教室

 こちら:『ファシズムの教室 なぜ集団は暴走するのか』日常に潜む小さなファシズム - HONZ*1 の記事から予約して、順番回ってきたのが水曜日、木曜日に受け取りに行って、それから二日で読破。まだ予約は溜まっているようですが…

 wikipedia:ファシズムの定義は、

統一的な合意は存在しない 

 そうで。本書では、

全員で一緒の動作や発声をくり返すだけで、人間の感情はおのずと高揚し、集団への帰属意識や連帯感、外部への敵意が強まる。 この単純だが不普遍的な感情の動員のメカニズム、それを通じた共同体統合の仕組み

 を「ファシズム」と呼んでいるとのこと。

 wikipedia:ナチズムの時代を生きた人々は、良い時代だった、と振り返る人が多いんだとか。日本でも戦前のwikipedia:大正時代はwikipedia:大正ロマンやらwikipedia:大正デモクラシーとかいう言葉があるね。こんな記事も(あとで読む):「大正デモクラシー」はどうして戦争を止められなかったのか / 成田龍一氏インタビュー | SYNODOS -シノドス-*2なんで、近年では「google:合意独裁」という言葉も使われているんだとか。

 wikipedia:はだしのゲンの鮫島伝次郎(かな?wikipedia:はだしのゲンの登場人物)の逸話も。言わば「時代の正義」に従っていた(だけ)なんだとか。現代ニッポンにもそういう人多そう…そこから言えることは、彼らの言うことは変わり得る、という教訓ですかね?

権威に服従している人はいわば「道具的状態」に陥っている 

 んで、自分のアタマでは考えられないんだと…さらには、服従によって逆に一種の解放感を味わってるんだとか。アブナいね。

 人種主義 - Wikiwand

ドイツ民族が「黒い汚辱」を受けているというキャンペーンが頻繁に行われていた。

 wikipedia:民族共同体

 wikipedia:アドルフ・ヒトラーの演説は基本的にどれも言ってることは同じで、

貧しい人も富める人も、労働者も知識人も、みんな力を合わせて、ドイツのためにがんばろう 

 なんだとか。

 【美術解説】退廃芸術「ナチスに弾圧された近代芸術」 - Artpedia アートペディア/ 近現代美術の百科事典・データベース

 世界一有名なカブトムシ!? VW タイプ1″ビートル"が持ってるスゴすぎるギネス記録って知ってる? | Motorz(モーターズ)- クルマ・バイクをもっと楽しくするメディア -

 wikipedia:意志の勝利

 wikipedia:T4作戦

ナチスは人びとの欲望を抑圧したというよりはむしろ、それを開放した側面の方が強かったと言える 

  そえばこれは新版も出たんだったか:wikipedia:イエルサレムのアイヒマン

 デブリーフィング:米空軍に学ぶ ナレッジマネジメント法 | DIGIDAY[日本版]*3

 wikipedia:社会意識論とかいうのもあるそうで。

 「青い目、茶色い目」50年前の差別実験、“目の色が起こした嵐”が再び話題に | ハフポスト

 独裁(ファシズム)には

「指導者(中心的人物)」とそれを支える「共同体の力(規律・団結)」 

 が欠かせないんだとか。

民主主義が「多数派の支配」と理解されているような社会では、 その(ファイズムの)危険性はむしろ高まっていると言うべきだろう

 集団行動にのめり込む要因をまとめると、

  1. 集団の力の実感
  2. 責任感の麻痺*4
  3. 規範の変化

とのこと。

 アウシュビッツ以外にもこんなのがあったそうだ:wikipedia:ベウジェツ強制収容所wikipedia:ソビボル強制収容所wikipedia:トレブリンカ強制収容所

 なんで、団結は力なりとは - コトバンクというのも、無自覚に使うとアブナいかなぁ?

 ふーん、こんなこともあったんですか:RADWIMPS「HINOMARU」騒動 「軍歌」についての“4つの誤解” | 文春オンライン

 あ、でもそういえばナチスに抗った人々もいたんだよね:極限状況の中、弱者が絶対的な弱者ユダヤ人を救う 岡典子著『ナチスに抗った障害者』を読む|じんぶん堂*5 その人たちの視点がなかったのは残念でした…

*1:ちなみにHONZにはこっちの記事もあるようで:『ファシズムの教室 なぜ集団は暴走するのか』「正しさ」という思考停止、集団暴走の仕組みを学ぶ - HONZ

*2:例によってブコメにはいろんな異論があるようですが…

*3:略してデブ、とはならないだろうなぁ…

*4:権威への服従と集団への埋没が人びとを道具的状態に陥れ、無責任な行動に駆り立てていくんだとか…

*5:もちろんこの本は本書よりも新しいから、後出しじゃんけんだ、と批判することは可能ですが、そういう人がいた、ということは、以前から知られていたはず。wikipedia:アルベルト・アインシュタインにもそういう面があったんじゃなかったかな?

10分後にうんこが出ます

うんこ*1に弱い狂人としては、見かけてつい手が伸びた。意外に古い本だった… 

10分後にうんこが出ます: 排泄予知デバイス開発物語

10分後にうんこが出ます: 排泄予知デバイス開発物語

  • 作者:敦士, 中西
  • 発売日: 2016/11/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 開発の発端は、著者がwikipedia:バークレー (カリフォルニア州)でうんこを漏らした経験があるからだそうだ。

 wikipedia:アスキー (企業)の記事(これとは違う?:うんこ「10分後に出ます」世界の悩みを解決する画期的デバイス、日本の教授たちが開発『D free』 - 週刊アスキー)が認知のきっかけになったんだとか*2

考える動物、人間には(考えるために)うんこが必要だ

 資金調達にもいろいろ段階があるそうで:資金調達ラウンドとは?上場へ向けての融資戦略と具体的な資金調達方法|BtoB掛売り/後払い決済・請求代行「Paid(ペイド)」

 wikipedia:EMSなんて、略されてもいろいろあってわからん…文脈から考えると、wikipedia:電磁スペクトル

 合同wikipedia:コンパ(合コン)では年齢とかサバを読むのは常識なの?女子が懺悔する! 年齢の「サバ読み」エピソード|「マイナビウーマン」 経験ないんでわかりません…

 著者が昔wikipedia:facebookに作ったグループの名前は「腸内白書」だそうで。今はWebの藻屑に消えたか…

 なんかでも、実験データを得るために、肛門からソーセージを挿入してデータを取ったりしたんだとか…想像すると、〇〇プレイ?<想像するな!

 でもあるメンバー曰く、便意はあると思えばなかったり、ないと思えばあったりで、恋心に似ているそうだ。

 尿と(大)便とでは、尿が常に液体である分、尿の検知の方が簡単なんだと。便は固かったり柔らかかったりで人によっても違うし。

 著者の時代?には、wikipedia:ボウリングでガターを出すと浣腸されたりしたんだと。スゲー罰ゲーム…

 wikipedia:介護の世界は、想定外の業務の合間に通常業務があるんだって。

 大便の理想はバナナですか:便のセルフチェック | コーラック | 大正製薬

 尿意の仕組みも:排尿のしくみ | 尿モレ・尿失禁でお悩みの方に ポイズパッド*3

 技術的な話よりどっちかっていうとビジネス(マネジメント?)の話が多かったのは狂人としてはイマイチだが、語り口とかはまぁ面白かった。5年くらい前の本だけど、その後のDFree - 排泄予測デバイス/Toilet Timing Predicting Deviceの飛翔を描いた続編とかはないのかな?

 

*1:一般人にも破壊力大なんだそうだ。そえばこんなのもあったか:うんこ漢字ドリルの破壊力がスゴすぎて大人なのに漢字ドリル買ってしまった件 - CLIP STUDIOと液晶タブレット買ったけど使いこなせるのかこれ

*2:著者曰くアスキー爆弾だそうだ。

*3:オラ、これに困ってるんですよね…ほぼ毎晩、夜中にトイレに目が覚めるorzで、トイレ行ってみてもまだあまり出ない、ということもあって…

読みかけ二冊+見かけた本

 というか、借りただけだが。

ぼくと数学の旅に出よう

ぼくと数学の旅に出よう―真理を追い求めた1万年の物語

ぼくと数学の旅に出よう―真理を追い求めた1万年の物語

 

 ググったらプロモーションビデオなんてあった。


〈NHK出版〉ぼくと数学の旅に出ようPV

物事のなぜ

物事のなぜ――原因を探る道に正解はあるか
 

 それと、返しに行ったらこんな本を見かけた。

わたしは哺乳類です

HONZ - 読みたい本が、きっと見つかる!の記事:『わたしは哺乳類です』母乳から知能まで、進化の鍵はなにか - HONZ

 

やめられない人々

 図書館で見かけて。

やめられない人々 性依存症者、最後の「駆け込み寺」リポート

やめられない人々 性依存症者、最後の「駆け込み寺」リポート

  • 作者:稔, 榎本
  • 発売日: 2019/07/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 【精神科・診療内科】 榎本クリニック|池袋 新大塚 飯田橋 御徒町 大森 小岩に通ってくる一日900人の患者の四人に一人は「wikipedia:依存症」の患者なんだそうだ。

 で、副題に見られるwikipedia:性依存症というのは(Wikipediaのは狭義かなぁ?)、具体的には「痴漢*1」「盗撮」「のぞき*2」「wikipedia:露出症*3」「下着泥棒*4」「風俗通い」「強姦」だそうだ。

 これまたググるといろいろ意見があるみたいだが、本書では「wikipedia:痴漢は犯罪です!」というキャンペーンは逆効果だった、とされていた*5。そうわかっちゃいるけど止められない、のが依存症だから。wikipedia:厳罰化もそうなんだろうなぁ。

 この話:精神病院を捨てたイタリア 捨てない日本 - た-くんの狂人日記(とwikipedia:バザリア法)も出てきた。

 wikipedia:依存症の定義とかもあったけど、Wikipediaで良いかな?(ちょっと違う気もするがorz)

 ある書名をググるとこんな記事も:「男が痴漢になる理由」なぜ女性も知っておくべきなのか。満員電車でくり返される性暴力 | ハフポスト

 wikipedia:刑務所で性犯罪者はピンクだそうだ:本当の刑務所について体験し調べてきた【実録】 - 草の実堂*6

 これは記憶薄いね…発狂前だが:wikipedia:東電OL殺人事件

 wikipedia:イネーブリング

 こんなんもあるんでっか:中世インドの愛のかたち!エロティックなミトゥナ像のある「カジュラホ」の寺院群【インド】 | エスニック見ーつけた!

 まぁ、確かに、見方を変えるとwikipedia:源氏物語なんてwikipedia:セクハラwikipedia:レイプの物語ですね…セクハラの頻出する『源氏物語』の世界で、女子はどう振る舞うべきか 大塚ひかり『源氏物語の教え』より|じんぶん堂*7

 これまたwikipedia:夜這い婚をググると…:共同体社会と人類婚姻史

 wikipedia:青線っちゅーのもあったんでっか。

 日本は断トツの最下位だそうだ:図録▽世界各国のセックス頻度と性生活満足度

 で、日本の依存症対策っていうのは、wikipedia:アルコール依存症がモデルになってるんだってね。

 wikipedia:アメリカ合衆国における禁酒法の教訓はググるとこうなった(本書にあったのと大筋では違わない。):ほとんど禁酒に成功しなかった「禁酒法」が残した教訓とは? - GIGAZINE

 医師にとって「患者は最良の教科書」だとか。

 また、こういう依存症は、できるのは止め続けることだけであって、回復はあっても治癒はあり得ないんだとか。言われてみたら、オラのwikipedia:高次脳機能障害もそうかな?*8

 本書で出てきたwikipedia:SAGは Sexual Addiction Group

加害者家族は責められる対象ではなく、逆に支援が必要な人たち

 死にゆく人の心の過程(死にゆく過程のチャート(死の受容プロセス): See-Saw日記

*9)と同じなんだとか。

 精神疾患のデータ|専門的な情報|メンタルヘルス|厚生労働省 実数はその3倍、という説もあるんだとか。

 wikipedia:サナトリウム

その治癒率が高まった以降は精神疾患認知症脳卒中の後遺症など他の病気を含めたものとなっている。 

 大阪精神医療人権センター応援プロジェクト│募金付きTシャツ・トートバッグ|認定NPO法人 大阪精神医療人権センター(青い馬)

 という訳で、私も(狂人ゆえ)無関係、とは言い切れないんだよね…発狂後、本格的な満員電車は経験がないし。もちろん、狂気が免罪符になる訳ではないですが。

 

*1:日本は特に多いんだとか:なぜ「痴漢」は日本でのみ顕著なのか? 撲滅に向け「誘発する社会風土」を考える |ビジネス+IT こちらも:「日本の痴漢問題はおかしい」日本在住の外国人は驚愕している(治部 れんげ) | FRaU

*2:wikipedia:窃視症

*3:こちも?wikipedia:露出狂

*4:クレプトマニア(盗症、盗癖)とは | クレプトマニア医学研究所 外国にもないわけではないが、日本独特、とのこと。

*5:本書にあった事例では、そういうポスターを見ると逆にエキサイトする、と語る加害者もいるんだとか。

*6:こんな話もあるようだが:攻撃性を抑制する効果があると世界の刑務所で採用されているピンク色の独房。受刑者は「屈辱的」と不満の声 : カラパイア

*7:本書ではwikipedia:瀬戸内寂聴さんの言として紹介されてたが。

*8:僕は昔、あるメールで「wikipedia:ベクトル(幾何ベクトル?)の方向が変わった状態」と表現したが。ベクトルの例えを続けるなら、世の中で問われるのはその射影でしょうか…

*9:障害受容について | 総合リハビリ美保野病院と同じかな?

シークレットサービス

 図書館で見かけてそんなこともあったね、と思い借りてはみたんだが…

 試し読みができるんで*1、リンクはここにしよう:シークレットサービス レーガン大統領の命を救った男- 漫画・無料試し読みなら、電子書籍ストア BookLive!

 予約が入ったので、読みかけ放置orz

 

*1:当然、初めのほうだけだが。