た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

マシュマロ・テスト

マシュマロ・テスト:成功する子・しない子

マシュマロ・テスト:成功する子・しない子

ここで見かけたのを、発掘・読破。
wikipedia:マシュマロ実験の元となる実験は、1960年に幕を開けたんだそうだ。それが今でも新しい知見が得られているくらいだから、本当に価値のある研究っていうのは、それぐらい息の長いものなんだろうな。ということは、それを見極める役人(最終的には政治家・国民にまで行きつくのかな?)の眼が重要ってことかな?
Wikipedia にもあるように、今はマシュマロ実験で通用するけど、当初の研究の名前は「先延ばしされたものの、より価値のある報酬のために、未就学児が自らに課した、即自の欲求充足の先延ばしパラダイム」なんちゅー名前だったんだって。ふー、写すだけでも大変だわ。
で、本書でよく出てきた方法は、if … then … すなわちもし〜したら…する、を事前に考えておくと良いんだそうだ。
最後は、デカルトwikipedia:我思う、ゆえに我ありになぞらえて、「我思う、ゆえに我自らを変えうる」と結んでいました。そんで、「今」にとらわれないで(「今」を冷却して)「あとで」を加熱すると良いんだそうだ*1
ただ一つ気になったのは、executive function を「実行機能」と訳してるんだよね。オラは遂行機能のほうが良い訳語だと思うんだけどな。と思いググると、脳科学辞典とやらでも「実行機能」と訳されてしまいましたorz:実行機能 - 脳科学辞典
あと「作動記憶」なんちゅー訳語も初めて見たなぁ、と思ったら、これは Wikipedia にも一応ある。wikipedia:ワーキングメモリ
wikipedia:ラトルなんちゅー楽器もオラ知らんなぁ。一応、高校時代吹奏楽局でパーカッション担当した時代もあったが。
その他本書で紹介されてた本:
なぜあの人はあやまちを認めないのか

なぜあの人はあやまちを認めないのか

これは家の近くの図書館にある(^▽^)/ てか、ここで一応読んでましたorz
アメリカ最強の特殊戦闘部隊が「国家の敵」を倒すまで NO EASY DAY

アメリカ最強の特殊戦闘部隊が「国家の敵」を倒すまで NO EASY DAY

これは家の近くの図書館にはありませんorz 明日近くまで行く市の図書館でも貸出中orz→10/8ちょっと読んできたけど、wikipedia:ウサーマ・ビン・ラーディンの殺害について、当事者自らが書き下ろしたもののようだった。

*1:10/8見直してて思ったけど、これも言うは易し、横山やすしですなぁorz だって未来は不確定で、基本「予想はよそう。」だから。