た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

障害者の経済学

障害者の経済学

障害者の経済学

障害を扱う本は、

  1. 自伝タイプ
  2. 制度論タイプ
  3. 観念論タイプ
  4. 意外性タイプ*1

にわかれるが、本書はこのどれにも該当しないらしい。
「障害者」よりも「経済学」に重点がおかれていて、(障害)当事者目線ではなく学者の上から目線での語り口が多いなぁ、と思っていたら、あとがきでそういう反応は想定内だ、みたいなこと*2が書いてあった。

(その意味では)障害は障害者本人にあるのではなく、社会との関係性ないしは社会構造のなかにある(ともいえる)

仏教では­—~’m‘«が大事にされるそうだけど、これは僕の辞書では「人生、諦めが肝心*3」とでもなるかな?

あと、図書館で読みかけた本:

*1:これのみ普通の出版社から出され、これが1.とうまく適合すると、時々大ヒットが生まれるらしい。

*2:確認できなかったので、お茶を濁した表現にしましたorz ただ実際、障害者本人の具体的な話はあまり出てこないし、そういった面での不満は残る。

*3:もっとも今でも「とにかく生き延びることが目標」とかほざいてるから、その点ではまだまだ諦めが悪い、のかもしれないが。