た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

経済学に脳と心は必要か?

経済学に脳と心は必要か?

経済学に脳と心は必要か?

書名の「脳と心」に反応して借りて読んでみたが、これは経済学の本でしたorz*1
「経済学の自然化を考える」というシンポジウムをきっかけに書籍の形にまとめたらしい。ググったら、facebookでの発言やらtwitterでの発言やらがヒットしたが。ただ単にテープ起こしして書籍化したようなものでは無さそう。=それなりに読み応えはある。
各論考が共通して導き出した結論は、

利己性と合理性を前提としたホモ・エコノミカスという経済学における伝統的な人間像は間違っている。
(中略)
完全に合理的なのではなく限定的に合理的にしか振舞えない。

というものらしい。そない、鬼の首取ったみたいに宣言せんでも…という気もする。

社会は、ヒトによって作り出されたニッチ(ここでは生存環境)

なんだそうだ。
というわけで、一応は通読したけど、門外漢としては、「あっそ*2、言われてみれば、まぁ当然か。」という感想しか残ってないorz

*1:すったらもん、ちょっと考えればわかるやろ、と常人の皆さんは思うでしょうが、それがわからないのが狂人(高次脳機能障害)の狂人たる所以なので、ご勘弁をば。

*2:これをググってみたら、http://ja.uncyclopedia.info/wiki/%E3%81%82%E3%81%A3%E3%81%9Dがヒットして、ちょっと吹いたorz