た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

テレビに破壊される脳

テレビに破壊される脳

テレビに破壊される脳

ワタシャ(簡単に言って)耳悪いし、テレビはほとんど見ないから関係ない、っちゃぁ関係ないんだけど、図書館で見かけたからサッと読んでみました。
著者は以前
テレビの大罪 (新潮新書)

テレビの大罪 (新潮新書)

を著したけど、事態は一向に改善しなかったので、(ほかの要因もあり)新潮社には失望して、このたびは徳間書店から本書をしたためたんだそうだ。
要するに、テレビCMが各種の(アルコール・ギャンブル)依存症の諸悪の根源らしい。だから、依存症は患者の意志の力の薄弱さだけが原因なのではなく、環境、つまりは社会全体を変えてゆかなければならないようだ。
要するに、テレビに子守させるのではなく、見るなら保護者と一緒に議論しながら視聴する方が良いらしい。
そうは言っても、見たい番組は人によってバラバラだろうし、近年の家族構成を考えると話はそう簡単にはゆかないよなぁ。
ま、常人の皆様は本書もご参考になさってご覧くださいませ。