90億人の食糧問題

90億人の食糧問題―世界的飢饉を回避するために

翻訳書だから、テーマは興味深いんだけど、翻訳の質がイマイチで…例えば、ＩＷＭＩってのが出てくるんだけど、どういう組織か書いてないし（これのことみたい）。あと、索引があるのは良いんだけど、おそらく原著にあったのをそのまま訳しただけなんでしょう、「スプロール」という語の意味を調べようと思い索引を見たんだけど、そのページにはカタカナだけで訳語が載っておらず、以前に出てきた記憶があったから最初からざっと読み直したら、前のページに「（都市の）無制限の拡大」と超訳してあって、それに「スプロール」とフリガナが振ってあった。そういう訳し方は僕も好ましいと思うんだけど、それなら索引の参照ページはその超訳したところにすべきでしょう。
というわけで、カチンカチンと来たし、今日は図書館が開いてて明日は閉まってるので、お出かけする名目に、本書は読みかけ放置プレイ決定*1！
あ、そうだ、また書き忘れ。水と安全はタダだった日本も、最近は安全はタダではない、という意識が広がってきたように感じるけど、世界的に見ると水の方がタダではなくなりつつあるみたい。各地で水資源争奪戦が始まってるんだって。ググるといろいろ見つかる。google:水資源争奪戦

*1:最近少なかったけど。