た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

自動車と移動の社会学

自動車と移動の社会学―オートモビリティーズ (叢書・ウニベルシタス)

自動車と移動の社会学―オートモビリティーズ (叢書・ウニベルシタス)

表題から、[読書]クルマ社会・7つの大罪、他 - たーくんの狂人日記のような、自動車の暗部を描き出す著を期待したんだけど、さにあらず。交通事故のことにも簡単には触れていたけど、基本的には自動車の明の部分に光を当て、自動車の出現が社会をどう変えてきたか、を論じています(とでもまとめておけばいいかな?)。まぁ、原著のタイトルは"automobility"*1だから、しょうがないか、とも思いますが。
とにかく、オラはこういう「自動車バンザイ!」みたいな著作は好きではないのだ。リミナル*2とかいう分からん単語が出てきたところで、素人のオイラは討ち死にorz原著は2005年(=5年前)の著作だし。
なお、朝日新聞による書評はこちら

*1:autonomy+mobilityだそうです。

*2:意味はこれかな?