た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

物理学と神

物理学と神 (集英社新書)

物理学と神 (集英社新書)

という訳で、次はこんな本に手を出してみました。(これまた積ん読してあったんだけど。いつ頃買ったかも憶えてないやorzたぶん、古本屋で著者をwikipedia:池上彰氏と間違えて買ったものと思われる。)
物理学と神と言って有名なのは、アインシュタイン量子力学を批判して言った「神はサイコロ遊びをしない (God does not play dice.)」という言葉でしょうが、本書は、

物理学の歴史に登場してきた神の姿の変容を追いかけることによって、物理学の内実がどのように変化してきたかをたどる試み

だそうです。というか、その実態は、東京大学出版会のPR誌「UP」に、1994年12月号から翌年の12月号まで六回にわたり連載した同名の文章に加筆・修正したものだそうです。
なんか、最後の方ではwikipedia:経済物理学の話なんかにも手を出していて、その辺はチト欲張り過ぎかな?とも思ったけど、あとはまぁ天文・宇宙物理学者の話として、面白かった。
そんな感じで。暑い夏の日の読書。