た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

知の逆転

知の逆転 (NHK出版新書)

知の逆転 (NHK出版新書)

続編知の英断 (NHK出版新書)もあるのは知ってるけど、昔買ったような気もするんだが、とりあえず本棚に見当たらずorz*1
出版社の記事(新書 | 商品一覧| NHK出版)にあるように、叡智6人へのインタビュー集ですね。
古本屋で買った本だから、印をつけた箇所は多いんだが、ま、一人につき一つくらいデジタル書き抜きしてみるか。

現在のように消費量の格差がある限り、世界は不安定なままです。(wikipedia:ジャレド・ダイアモンド])

(推薦図書の話で)一番いいのは、自分で探して、驚くようなこと、予想もしなかったような本を発見するということでしょう*2。(wikipedia:ノーム・チョムスキー

一般に自閉症の芸術天才というのは、あまり先にのびない傾向にあります。(wikipedia:オリバー・サックス

同時に、wikipedia:タングステンおじさんを(インタビュアーの)吉成さんが要約した個所?も重要だと思われるので、

ほとんどの産業国家における教育システムというのは産業目的に適した労働者を排出するためにデザインされているので、その基準から外れた人は落ちこぼれてしまう…

実際歴史を振り返ってみれば、多くの人々が大賛成した場合のほとんどは、大惨事になるか、文化が崩壊するか、大衆をうまく説得すrヒットラーのような人物が現れる。(wikipedia:マービン・ミンスキー

数学というのはもともと証明と確定性の学問で、「ある事柄は正しいように見える」というところから論理的に詰めていって、「ある事柄は真実だ」というところまで突き詰めるわけです。(wikipedia:アカマイ・テクノロジーズの創業者、トム・レイトン)

生命とは、分裂・成長することを目的とした、選択され組織化された分子の集まりである。(wikipedia:ジェームズ・ワトソン

なんかいかにもwikipedia:分子生物学的で、夢も希望もありませんなぁorz wikipedia:福岡伸一さんの「動的平衡」の方が(日本人には?)まだしっくりくる(突き詰めると同じこと言ってるのかな?という気もするが)。

*1:こういうのは危険なんだよなぁ。それなら、と思い古本屋で買うと、あとで発掘されたりするorz 実際今も、自分を愛する力 (講談社現代新書)が二冊発見されましたorz

*2:そら、運良く見つけられれば良いよな(それが難しいから質問してるんですけどorz)、とは思うが。