火星の人類学者―脳神経科医と7人の奇妙な患者 (ハヤカワ文庫NF)
- 作者: オリヴァーサックス,Oliver Sacks,吉田利子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2001/04/01
- メディア: 文庫
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以下、本書からのデジタル書き抜き*2。
一般的な指針とか制約、助言というものはあります。でも、具体的なことは自分で見つけなければならないんですよ。(『はじめに』より)
アルコール中毒の妙薬はただ一つ、宗教中毒だ。(『最後のヒッピー』より)
賀古過去は…「思い出された現在」。(『最後のヒッピー』より)
トゥレット症候群(Wikipediaではwikipedia:トゥレット障害)のひとたちは(奥や)隅が好きだ*4。(『トゥレット症候群の外科医』より)
ひとりで歩き回ったおかげで彼は鍛えられ*5、独立心と自立心を養った。…(『トゥレット症候群の外科医』より)
盲人は(空間はなく)時間だけの世界を生きている。(『「見えて」いても「見えない」』より)
まず玩具の世界で学習することが、本物の世界を見るための準備だった。(『「見えて」いても「見えない」』より)
私たちは結局過去からの亡命者なのだ。
(『夢の風景』より)
記憶とは再生ではなく再構成であると考えている。
(『夢の風景』より)
自閉症の人の中には、「泣く」という感情を理解できず、○○さんが「変な音を立ててます。」と報告する人がいるんだって。