た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

アナウンサーの日本語論

アナウンサーの日本語論

アナウンサーの日本語論

図書館の新着本のコーナーで著者(wikipedia:松平定知、通称?「殿」)の名前を見て、手が出た。
なんか amazon にも辛らつなレビューが載ってるけど、実際、

1936(明治16年

とかやられていて、出版社どこやねん?と思い見てみると、変態新聞かぁ。じゃ、しゃーないか(?)。
第4章「現代日本語論」で、日本語の変化に対して苦言を呈してた辺り(カタカナ語の乱用とか)はだいたい僕の意見と同じなんだけど、先ず隗より始めよ - 故事ことわざ辞典と言うように、まず放送に関わる人たちが襟を正してちょーだいな、とも思う。現代日本では、言葉に対する影響力は新聞・ラジオよりテレビの力が圧倒的なんだから。
でも、良い朗読をするための条件(例えば、殿*1の場合は黙読十回、音読十回だそうだ。)なんかは、僕が十年位前に(自信をつけるために)とある会合*2で発表させられる?前に出会えていればなぁ、とは思う(当時僕が理解できたかどうかは別問題)。
あ、そうだ。言葉の乱れに関して、たまたまはてブにこんな記事があった。:http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20130926/253888/

*1:松平さんのこと。

*2:これの全国大会