- 作者: マンジットクマール,Manjit Kumar,青木薫
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2013/03/01
- メディア: 単行本
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ま、量子力学をめぐる人々(副題にあるように、中心はアインシュタインとボーア)の伝記ですな。
本書には、量子革命の百年の歴史が、じつに骨太に描き出されている
(訳者あとがきより)
用語解説や年表、人名索引もあるから、物理に縁のない人にも取っ付きやすいでしょう(その分、500ページ以上と分厚くなっておりますがorz 最近更新がなかったのは、コイツのせいです)。
彼ら(群集)があなた(アインシュタイン)を歓呼するのは、誰もあなたを理解できないから。
だそうだ。
あと僕は大昔hatena上で、「新しい考え(など)は古い人が死に絶え、新しい人間が育つことによって広がるものだ。」みたいなことを言った記憶があるんだけど(ググってもわからずorz)、実はwikipedia:マックス・プランクがこんなことを書いてるんだそうだ。
新しい科学的真実は、それに反対する者たちを納得させ、理解させることによって勝利するのではなく、反対者たちがやがて死に絶え、新しい真実に慣れ親しんだ、新しい世代が成長することによって勝利するのである。