た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

動物感覚

動物感覚 アニマル・マインドを読み解く

動物感覚 アニマル・マインドを読み解く

自閉症であるからこそ、動物の気持ちがわかり動物学者として成功したらしい。そういう意味で、(普通の人が一般的・総合的な知能に秀でているのに対して)動物と自閉症児はスペシャリスト(専門家)*1なんだそうだ。
だから、そういう風に自分の能力を生かせる分野が見つかると良いね。
ただまぁ、本書は7年前の書ですから、その後どうなったのかなぁ、とは思う。そういう意味では、本書が出た頃に読んでいればなぁ(その頃、オラが読んで理解できたかどうかは別問題だが)。
あ、そうだ。wikipedia:アボリジニのことわざには、http://blog.goo.ne.jp/b1e2b4e7charliemam/e/7b926ab108fc629e35ca984218b7a766というのがあるんだそうだ。A君に教えてあげたい*2
あ、そうだ。巻末には「動物の行動と訓練の仕方の問題点を解決する」と題して動物との付き合い方のコツがまとめられてるから、ここ自閉症の人との付き合い方のコツがまとめられていたのと同様に、ペットを飼っているなど動物と触れ合う機会の多い人には興味深いと思う。確かに、今となってはチト古い本ではあるが。

*1:例えば、犬なら嗅覚の専門家。渡り鳥なら、移動の専門家。

*2:今年の初めに会う機会があったんだけど、前著のことは言うのを忘れてましたorz 納豆は決して食べない、と言われる関西人ですが、最近は食卓に出てくれば好んでではないにしろ食べるそうだ。所変われば品変わる、と言うか、朱に交われば赤くなる、と言うか…以上 aohi 納豆情報でした。