ヒトはなぜ拍手をするのか―動物行動学から見た人間 (新潮選書)
- 作者: 小林朋道
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2010/12
- メディア: 単行本
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相手に対する友好の気持ちと、拍手が作り出す音の特性―パチパチという音程が高い音―とがヒトの生得的な認知系の中で、無理なくつながるのではないか
と推察されるそうだ。
最後に述べていた芸術の話がちょっと興味深かったので、デジタル書き抜き。
美とは(一見複雑なものの中に秩序を見出す=秩序だった構造化、という)把握の成功、芸術とは把握の向上なのである。
ここで書いた数学の「美」にもそういう性質があるんだろうか?