- 作者: ロバート・A・バートン,岩坂彰
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2010/08/18
- メディア: 単行本
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確信とは、それがどう感じられようとも、意識的な選択ではなく、思考プロセスですらない。確信や、それに類似した「自分が知っている内容を知っている」という心の状態は、愛や怒りと同様に理性とは別に働く、不随意的な脳のメカニズムから生じる。
だそうです。だからやっぱり、心とからだは切り離すことができなく、また(身体に限界がある以上)理性にも限界があるんだそうだ。
あと、wikipedia:記憶を大ざっぱに分けると意味記憶とエピソード記憶に分けられることになぞらえて、思考も「意味思考」と「エピソード思考(知覚的思考)」に分けていたりしたのが興味深かった。
でもテーマがテーマだけに、後半は哲学っぽい話や、宗教と科学の話*1にも多くのページが割かれていたり、
注意:この先wikipedia:脱構築あり
なんて開き直ってて、ちょっとぐあぁとなった。
こんな↓感じ。
*1:どうも、宗教と科学は永遠に和解できないっぽい。