た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

第3のビールは、なぜビールの味がするのか?

第3のビールは、なぜビールの味がするのか? ~新ジャンルの味覚を作る技術 (TECH LIVE!)

第3のビールは、なぜビールの味がするのか? ~新ジャンルの味覚を作る技術 (TECH LIVE!)

「まえがき」には、

(前略)道の上より*1
文系的な話と、(中略)理系的な話を織り交ぜて…

とあったけど、これは理系の本でしょう。何となれば、文中で

数字にするとわかりやすい。

と言ってるんだけど、そう思うのは理系の人だけ。文系の人は、数字・数式を見るだけで拒否反応示す人が多いもん*2
表題の疑問に応える本、というよりは、ビール及び第3のビールを巡るニッポンのモノづくりの苦闘を描いている本、でしょうか。
最後のまとめの言葉を(僕流に超訳して)引用しておくと、

我々が飲んでいるのは、そんな(マジメな)国の、そんな(マジメな)お酒なわけです。

ということだそうだ。

*1:そんなことばっか言ってると、トシがばれるぞ(って、どっかでもうバラした気もする)。

*2:ま、オラも理系崩れだから、文系の人もそんなに嫌わんで付き合ってあげてよ、と思うけど、理系の側にも、数式と同時にわかりやすい言葉での説明もしようとする(失敗しても)努力は必要だろう、とは思う。つまり、発信する人は受け手の立場を考えるべきだし、逆に受け手の側はもうちょっとベンキョーするべきだ、ということかな?