- 作者: 村岡到
- 出版社/メーカー: 社会評論社
- 発売日: 2009/12/01
- メディア: 単行本
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表題についてですが、表紙の上の方には「ベーシックインカム」とカタカナ語書きしてありますが、要するに世間で言われるベーシックインカムのことなんだけど、著者の立場としてはそういうカタカナ語より「生存権所得」という語の方が意味が広いらしい。カタカナ語嫌いの僕としても、生存権所得、といわれた方がしっくり来るんだけど、世間一般の理解はたぶん逆なんだろうなぁ。だったら副題を「ベーシックインカム」にすれば良いのかなぁ、と思ったら、副題は「憲法168条を活かす」でしたorzこの憲法168条というのも、著者の思い入れのある言葉のようですし。あちらを立てればこちらが立たず…
そえば、僕は昔(また発見できなかったorz)「社会」というのは福沢諭吉が創った言葉だ、と書いたと思うんだけど、これは間違いで、正しくはwikipedia:福地源一郎だそうです。
あと僕が大いに共感した著者の主張は、(いろいろあるんだけど、とりあえず3つ挙げるなら)
てな感じで。あ、4つになっちゃったorz
*1:いつか、という但し書きが必要な気がする。したがって、伝わるのが先か、命が尽きるのが先か、という問題がorz
*2:wikipedia:幸徳秋水が言っているそうです。