た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

超予測力

 記録するヒマなかったorz=いつ読み切ったか不明orz

超予測力―ー不確実な時代の先を読む10カ条 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

超予測力―ー不確実な時代の先を読む10カ条 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

 

 そもそもこの著者は専門家の予測の的中率がチンパンジーのダーツの的中率並みだ、とか言った人らしいね。そうえば昔そんな記事を見かけた記憶もあるが。
一方で、こんな記事も:なぜあの人は未来をピタリと言い当てるのか | 今週のHONZ | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

 著者はこれをやってるんだとか:wikipedia:en:The Good Judgment Project
大抵は予測って奴は立てたらそれでおしまいでその当否を調べられることもほとんどないから、それじゃ予測の的中率が向上するはずもなかろうと。予測の評価が重要だろうと。なんで、こんなのもやってるんだとか:About IARPA 2006年からだそうだが。

ググったらこんな記事もあったが:●「機械 VS 人間」か「機械と人間」か | 詩想舎の情報note ななめ読みだとようわからんorz 本書の表現では、

人間の専門家がコンピュータと手を組み、人間の認知的制約や偏見を乗り越えることを期待したい 

 この人の話も見かけた記憶はあるが:「コクラン」ってなに?…誰もが本当に効果のある最善のケアにめぐり会えるように | 子肌育Blog アトピーに負けない生活。

この人も:wikipedia:ガレノス

われわれの混沌とした世界に完璧なとあり得ない

 wikipedia:医学も、昔(wikipedia:ランダム化比較試験が普及する前)はwikipedia:カーゴ・カルト的だったとか。

wikipedia:リチャード・P・ファインマンの言らしいが、

進歩を遂げるには、このような無知や疑念 を認めることが何より重要である。疑念があるからこそ新たなアイディアを求めて新たな方向に目を向けるのである。

 これもよく見かけるね:2つの思考モード(システム1・システム2) | UX TIMES

日本語の記事はググったらこれが先頭:バイアス - 水持先生の顧問日誌

でも「即断」か「熟考」かというのも誤った二項対立で、場合による、というのが正解さそうだ。そらそっか。

著者の「専門家」に対する皮肉は、

結局何が起ころうと専門家はこうして自分たちの予測が外れたのをとるに足らないことと片付け、あらかじめ事態の到来を予見していたかのような歴史の軌道を描くのだろう 

 とのこと。

これも古典?:シャーマン・ケント 戦略インテリジェンス論 - 原書房

こんな記事もあるが:【英語】maybe(たぶん)って何%くらい?可能性を表す英語 - NAVER まとめ 日本語だとどうなるかな?こういう言葉の機微をどうとらえるか。僕は、(出来損ないの)物理屋だから、「詩人などになるよりは掛け屋の方がマシだ」という伝説の返答に共感するが。

 本書に出てきたキーワードでググると、本書の記事ヒット:書評:「超予測力」 フィリップ・E・テトロック&ダン・ガードナー著 : タイム・コンサルタントの日誌から

ググったらこんなBOTもいるようで…ソ連雑学Bot on Twitter: "ゴルバチョフはソ連崩壊後、ロシアのピザハットCMに出演している
内容は、ピザ屋に訪れたゴルバチョフを見て客は、現在のロシアの困窮は彼のせいだと非難するが、ソ連が崩壊し、ロシアでピザが食べられるようになった評価されるhttps://t.co/H1uafS2YTX"

また本書の記事がヒット:ハリネズミ型思考とキツネ型思考 - あざなえるなわのごとし

複数の調査では、知名度と正確さは逆相関することが示されているんだとか。

ウィキの項目にもなってるや:wikipedia:KISSの原則

この「予測力」の重要な構成要素は「モノの考え方」だそうだ。

また、「合理的だが(結果として)誤っていた」ということもあり得るそうで。うーん…

無作為性というのは誤解されやすい 

 人生におけるたいていのことには程度の差こそあれ、能力と運の両方が関わっている

人間が統計という重力に抗いつづけるのには限界がある

こんな話もあるそうだ:流動性知能とは?結晶性知能とは?頭の回転の良さの秘密、知能としての知識 - DCC用語集

 wikipedia:フェルミ推定のキモは、「質問を(知り得る情報に)分割せよ」ということだそうだ。

こんな話もあるとかないとか:全文表示 | アラファト議長「毒殺説」やはり本当だった? 専門家が「ポロニウム210」検出と報告 : J-CASTニュース おっかな。

この予測をする上では、ストーリーに惑わされるのは禁物のようだ。

また本書の記事がヒットした:予測力を高めるために必要なこと|ぴかし|note

こんなのも:wikipedia:承認欲求

自らの意見とは死守すべき宝ではなく、検証すべき仮説にすぎない 

意見の一致は安心感を与える。逆に不一致は…

 こういうのも:wikipedia:曖昧さ回避 (経済学)

科学の視点で現実を見ると、確実性は幻想に過ぎない 

 学術的には、不確実性も認識論的不確実性と偶然的不確実性とがあるそうだ。ググるとそれらしき(日本語の)論文もヒットするが、読む気力なしorz

確率と運命はなじまない 

「なぜ」は我々を科学へ、「どのように」は哲学へと誘*1

 こんな言もあるそうだ:「心理が論理を駆逐する」

wikipedia:ジョージ・オーウェルのルールというのはこれか:ジョージ・オーウェルに学ぶ 人に伝わる文章の書き方とは? | アントレプランナー通信

こういう話も:こちこちvsしなやか「マインドセット」 : あーちゃんは数学のギフテッド

wikipedia:ジョン・メイナード・ケインズの言とされる「私は与えられた情報が変われば、結論も変える。みなさんはどうですか?」は異論もあるようで。そのケインズさんの信念は、「失敗は能力が限界に達した証拠ではなく、真剣に考えてもう一度挑戦してみろというサインだ」とのこと。失敗の多いオラも見習いたいが、そうはいってもイタいのイヤだからなぁ… ヱ、本当は空きなクセに、って?

またこんなのもあった:超予測力:不確実な時代の先を読む10カ条 | ビックリ探し:Amazing-Quest.com

「フォアラー効果」はこれになりますな:wikipedia:バーナム効果

wikipedia:後知恵バイアスはときに「私は初めからすべてお見通しだった効果」とも呼ばれるそうだ。

比喩は(効果的であっても)完全に一致することはない 

 そらそっか。

wikipedia:トーマス・エジソンの言を借りて、

超予測力とは75%の努力と25%のひらめき

 だそうだ。

孫引きのようだが、

小さな結束力の強い集団に所属する者は『集団的精神』を保持する傾向がある。無意識のうちに多くの幻想や関連する規範を共有し、それが批判的思考や現実による検証の妨げになる

 だから、集団は諸刃の剣だそうだ。あるいは「生きもの」とも。つまりは、協力は良いが迎合はアカンよ、ということだそうだ。そらそうだわな。

ソクラテス以来、優れた教師は精緻な問いかけをしてきた。 

 こういうビョーキ?もあるそうだ:起業家は「CEO病」にかかる | 日経 xTECH(クロステック)

こういうのも:多様性が能力に勝る定理(PDF)

超予測力の根底にあるのは謙虚さ

 ふーん、こういうこと言ってる人もいたらしい:安全保障学を学ぶ: 学説紹介 戦略は臨機応変の体系である―モルトケの軍事思想を中心に―

これも:wikipedia:訓令戦術 しかし、こういう話が多いってことは、やっぱりビジネスは戦争なんだね…

wikipedia:ノルマンディー上陸作戦

作戦開始当初、…最高司令官のヒトラーは就寝中であった。 

 wikipedia:イスラエル国防軍の当初のスローガンは

計画は変更のためのたたき台に過ぎない 

 だとか。

自分とは違う考え方と格闘することは、柔軟な思考力を鍛える 

 ある人がこう語っているそうだ。

皮肉なことに、いまでは企業の方が軍隊より『指揮命令』にこだわる傾向がずっと強い 

 こんなのもあるそうだ:wikipedia:アメリカ国防情報局 軍のCIAだそうだ。

wikipedia:ドワイト・D・アイゼンハワー曰く、

計画は役に立たない。だが計画を立てるプロセスは絶対的に必要だ 

 また、このようなことが明らかになっているそうだ:

人間の心理は確実性を強く求め、それが得られなければ無理やり作ってしまう 

 そえば昔こんな本も見かけた記憶あるなぁ。日はまた昇る 日本のこれからの15年 それこそこういう本、どれぐらい当たってるもんか検証する人はいないもんかしらん?オラは、今地元離れてるからorz

wikipedia:スコットランド独立運動についての皮肉:

唯一ほぼ確実と言えたのは、 どちらに転ぼうと専門家はすぐに訳知り顔でその理由を開設するだろう

明確なフィードバックがなければ経験から効果的に学ぶことはできない

予測の目標は何が起こるかを正確に見通すことではない。予測を立てるものとその所属集団を利することだ。 

 「どちらとも言えない」は何も言ってないに等しいそうだ。確かにそうかorz というか、オラがそういう選択肢選ぶ時の本心は、どっちでも良い(その結果に合わせてその都度考える)かな?

 wikipedia:トミー・ラソーダはこんなこと言ってるそうだね:ラソーダ監督のマネジメント金言:LMN総合研究所 for 地球SDGs:So-netブログ

 そえばこんなのもあったか:やってみよう。あなたの「やり抜く力」を5段階で測るテスト | ライフハッカー[日本版]

というわけで記録は読書ノートからの書き起こしなんで、記憶が薄れているのが残念orz

 

*1:いざな

すべての戦争は自衛から始まる

 

すべての戦争は自衛から始まる (講談社文庫)

すべての戦争は自衛から始まる (講談社文庫)

 

 スマホで検索した時はようわからんかったんだけど、やっぱり(文庫になる前の版を)読んでたorz すべての戦争は自衛意識から始まる - た-くんの狂人日記

微妙にタイトルは変わってるようだが。

あと、A3もおすすめっぽい。

10億分の1を乗りこえた少年と科学者たち

 ほとんど読んでないが。

10億分の1を乗りこえた少年と科学者たち――世界初のパーソナルゲノム医療はこうして実現した

10億分の1を乗りこえた少年と科学者たち――世界初のパーソナルゲノム医療はこうして実現した

 

 HONZの記事:『10億分の1を乗りこえた少年と科学者たち』 世界初のパーソナルゲノム医療はいかに実現したか - HONZ

新着本で見かけて手を出したが、どうせオラみたいなのには関係ないんだよね…

AIに負けない「教育」

 

AIに負けない「教育」 (認知科学のフロンティア)

AIに負けない「教育」 (認知科学のフロンティア)

 

 「読みたい」タグにてこちらの記事を発掘、図書館で取り寄せ、読破。

こんなのもあるんだね:wikipedia:デジタルトランスフォーメーション*1

高度経済成長期における社会の目標は、「発展…給料が増えること、物質的に豊かになること、移動が速くなること、そして生活すべてにおいて便利になること 

 でもそういう右肩上がりの目標が、もはや現実的ではないんじゃないか、という問題意識のようだ。そえば著者は昔鉄腕アトムと晋平君―ロボット研究の進化と自閉症児の発達 なんていう書も著したそうなんで、本書は言わばそれの続編(完結編?)の側面もありそうだ。

(たぶん)wikipedia:ガーボル・デーネシュが、「成熟社会」とは

人口及び物質的消費の成長はあきらめても、生活の質を向上させることはあきらめない世界であり、物質文明の高い水準にある平和なかつ人類の性質と両立しうる世界

 であると述べてるそうだ。

また、wikipedia:鬼頭宏によれば、人口減少は

文明の成熟化に付随する必然的な歴史現象 

 なんだそうだ。

なんか昔はてブでブクマしてる(wikipedia:フレーム問題)んだけど、人工知能はこの問題にぶつかって進歩が止まってたんだってね。

情報というものは人間を取り巻く環境そのもののなかに存在している 

状況に埋め込まれた学習―正統的周辺参加からの孫引きっぽいが。

図解入門 最新人工知能がよ~くわかる本 (How-nual図解入門Visual Guide Book)によれば、次の手として考えられる手数は、チェスでは400通り、将棋では900通り、囲碁では129,960通りだそうだ。

wikipedia:AlphaGoの基になってる人工知能wikipedia:DQN (コンピュータ) っていうんだってね。wikipedia:DQNとは関係あるのかな?

著者は(たぶん)これにも関わったんだね:ほっとママ

そえばこれも見かけた記憶はあるな:wikipedia:ELIZA

正しい知識の伝達だけではwikipedia:カウンセリングにならない 

 本書の表現では、「創発*2

上から与えられた行動ではなく、局所的なルールを積み上げるボトムアップの学習によって定義されていない上位のふるまいが自発的に生じる こと

 だそうだ。

wikipedia:ディープラーニングが注目されるのは、…複雑な処理を 比較的簡単で単純な手法で構築できるから

 だそうだ。

こんな話もあるそうだ:2012年にAIの歴史が動いた!ついに猫認識に成功した「Googleの猫」 | マルチナ、永遠のAI。 | ダイヤモンド・オンライン

wikipedia:Ponanzaは、(強化)学習で強くなったんだとか。:Ponanza開発者、山本一成氏が語る強化学習とA/Bテスト運用の舞台裏 - ログミーTech

実際には難しいのかも、と断りつつ、

教師は「学習者の主体的な学び」を導くために「待つ」という姿勢を忘れてはならない

 そう、最近は何でも仮名にして事なかれ主義のことが多いけど、上でも出てきた「晋平君」の母親は、

障がいを持っているという理由により名前まで消されてしまうことは、とても耐えられることではありません。 

 そういう人もいるんだから、一律に仮名っていうのもどうなの?とは考えてほしいと思う。似たような話として、「障がいを治す」という言い方にも違和感はあるんだよね。

wikipedia:e-Japan*3とかwikipedia:u-Japanとかあるんだってね。

wikipedia:ビッグデータは「だいたい正しければそれで可とする」という発想なんだって。

筆者の考えとしては、

「教師が予想できない ような学習者の答え」こそが「教育」にとっては非常に重要である

 だそうだ。

wikipedia:コンピテンシーは端的に言うと「見えない(見えにくい)能力」だそうだ。

wikipedia:ヒューリスティクス

なんか著者は、wikipedia:茶道にハマったようだ。裏千家のホームページからの引用もあったように記憶してる:裏千家ホームページ はじめてのお茶 なんで、現在の教育は、言わば美術館にある茶碗を眺めている状態なんだそうだ。

で、著者は、元々(今でいう)wikipedia:言語聴覚士なんだってね。

そう、オラは人の名前を思い出せないことが多いんだけど、これは難しく言うと「健忘失語(wikipedia:失語症)になるのかな?

マニュアル化できるような仕事は、そのうちロボットに置き換えられるそうだ。

こういう問題もあるとか:AIが学習しすぎる?「過学習」問題とそれを抑制する方法 | AI入門ブログ(人工知能の作り方など人工知能に関する情報を公開)

これからの「教育」では、教師が学習者の「学習」を完全にコントロールすることが必ずしも唯一の選択肢ではない 

 そうだ。

「一生懸命がんばって」は、障がい児教育のトレードマークだそうだ。

記憶のゆくたて―デジタル・アーカイヴの文化経済 からの孫引きですが、

記憶の本体は、記録の保存ではなく その生成の過程にこそあるといえる(後略)

 wikipedia:妖怪は、昭和40年代に絶滅したのかな?確かにあの頃は、ボットン便所(wikipedia:汲み取り式便所)もまだまだ現役だったように記憶するが。

これも孫引きですが、

知性から直観は生まれない。直観は生命そのものから生まれてくる 

 ところで、著者にはこんな著書もあるそうで:超デジタル時代の「学び」

そえばこんなのもあったね:wikipedia:ジャケ買い

で、「近代教育」なっちゃうけど:wikipedia:近代学校教育制度、社会が高度経済成長期から成熟社会へ変わりつつあるのだから、教育(制度)もそれに合わせて変えてゆく必要があるだろう、というのはその通りなんでしょう。最後の(鼎談の)まとめとしては、

これからの「人工知能」時代は、人間の「知」や「学び」に焦点を当てた新しい「教育」の時代にしてゆかねばならない 

 

*1:読書ノートにはサボって「デジトラ」とメモしてあったんだけど、これじゃぁ何のこっちゃわからんねorz「デジタルトラック野郎」だってあり得る。いないのかな?

*2:こういう概念は、いろいろな表現の仕方を勉強しておくことだ大事だと思うんだよね。

*3:wikipedia:2億4千万の瞳(exotic-Japan)はダメ?

元号って何だ?

ググったら出版社の記事がヒットするのは当然として:元号って何だ? | 小学館

 何故かかんでんのサイトもヒットした:世界で元号を使っているのは日本だけ!?|教えて!かんでん|for キッズ|千客万来|関西電力

著者によると、wikipedia:元号は難解に見えることにも意義があるそうだ。

で、上のかんでんの記事にもあるけど、昔は珍しい亀が見つかったので改元(著者は亀改元と呼んでた*1)、というのも多かったんだって。もっとも、こういう瑞祥改元と災異改元*2は同じコインの表裏だそうだが。

阪神甲子園球場って、甲子(きのえね)の年に出来たからそう名付けられたんだ。

 でもね、wikipedia:践祚とかwikipedia:重祚*3とか言われてもわかんないんだよねorz  だからやっぱり、 日本史の知識がない狂人にはツラいなぁorz

wikipedia:藤原定家は、wikipedia:嘉禄改元された時、嘉禄は「かるく」に通じる、とか書いてるんだとか。元祖オヤジギャガー

 へー、「明治」はくじ引きで決定=近代以降、最終案は三つ:時事ドットコム

wikipedia:紀元節は触るとヤケドするからなぁ…著者曰く、「ふわふわ」しているそうだ。

あと、wikipedia:大正のイメージは「自由」「進取」「ロマンチック」そして「はかない」だそうだ。

オラは北海道出身だから、wikipedia:昭和新山は小学校の修学旅行で行ったけど、平成新山wikipedia:雲仙岳)もあるんだね。

元号のついた寺もいろいろあるそうだ:明治寺に大正寺… 元号を名に持つ最初の寺は? (1/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

ふーん、ギネス公認*4の世界一古い温泉旅館もありますか:世界最古の宿・ギネス認定 - 全館源泉掛け流し 西山温泉 慶雲館

最後に、元号が持つ長所と短所がまとめられていたので、デジタル書き抜きしちゃおう。

イメージ把握力にはすぐれているが、順番と長さがわからない 

 

*1:と思ったら、著者のインタビュー記事もあった:令和、平成、昭和……明治の前の元号は? | プレジデントオンライン

*2:災害があったから厄払いで改元、という奴、著者曰くイチャモン改元

*3:これは確かあとで説明があったが。初出時には無かったorz

*4:ま、ギネスって確か要は酒の肴になる話題を集めてるんだよね。

孤立不安社会

 

孤立不安社会: つながりの格差、承認の追求、ぼっちの恐怖

孤立不安社会: つながりの格差、承認の追求、ぼっちの恐怖

 

 イギリスには「孤独担当大臣」なんていう閣僚がいるんだってね:「孤独担当大臣」とは? 新設されたイギリス、「孤独」の国家損失は年間4.9兆円 | ハフポスト

個人化とは、社会を構成するさまざまな単位が個人に分割される現象をさす 

「共同体的関係」が支配的な時代…人びとは硬直的なしきたりのなかで生きてきた 

関係を継続してゆくためには、コミュニケーションの「正解」を更新し、お互いを承認し続けなければならない

著者曰く、 今や「核家族」も機能不全なんだそうだ。ま、そうかな。それでもやっぱり「家族」は重要だそうだが。

「迷惑をかけたくない」と言わせるのは、自主性の皮を被らせて、関係を維持しうる資源をもたない人びとを巧妙に排除してゆく

ことだそうだ。 

 こんなのもあるんだね:wikipedia:社会階層と社会移動全国調査

google:孤立予備軍」とかいうのもあるそうだが、ググると(使われ方も)いろいろあるみたい…

「同類結合」っちゅーのはググってもようわからんね。

私たちは、人びとと関係を結ぶにあたり、自らよりも少し上の人にあこがれると同時に、似通った性質をもつ人との関係を望む 

 性向のことだそうだが。

こんな話もあるそうだが:女性が自立して離婚率が上がるわけじゃない。女性の学歴レベルが高いほど離婚率は低くなる! 同学年の顔を思い出すとそれに反する人の顔も多く思い出されるがorz 以下ノーコメント…

wikipedia:孤独死はお上は「孤立死」と言うそうだ。定義もいろいろあるらしいが。もっとも著者に言わせると、お上は「努力目標程度のスローガンしか出せていない」そうだが。

自己決定は極めて社会的な概念 

他にもいろいろ問題があるようで。

 しかし、例えばこれとか、そらアナタは原稿書くときコピペするだけで済むでしょうけど、URLコピペされても、読者は入力するの大変なんだよねorz 題名とか、キーワードを書いてあげる方が(ググれば済むから)親切だと思うんだけど。

半強制的付き合いの縮小は、人びとに開放感を与えると同時に、鬼子として孤立ー孤立死問題を産み落とした。 

 wikipedia:共同体 ドイツ語に聞き覚えがあるのは、大学のキョーヨーパンキョーで勉強させられた?

若者の友人関係は、希薄化したのではなく選択化したんだそうだ。

現代社会では…地域のつながりは、もはやそれを欲する人のみが 保有する嗜好品と化している

 ちょっとググったらこんなのあったんだけど:日本の都市化率の推移・東アジア諸国~中国・韓国・インドネシア・カンボジア・タイ・フィリピン・ブルネイ・ベトナム・マレーシア・ミャンマー・ラオス~との比較 1980年~2030年(昭和55年~平成42年) - 人口・面積・人口密度・ 「平成42年」っていつだ?

相対的剥奪*1

あ、こんなこと言ってる人もいるとか:「共同体」ではなく、「共異体」という発想を 小倉紀蔵さん | 慶應MCC 夕学リフレクション

でも、常につながっていると、つながらないことへの耐性が落ちてしまう、というのはその通りかな?やっぱ、時々デジタル断ち*2しないとダメかしらん?

 

*1:はてなキーワードっていつまで使えるの?

*2:Google先生は「スマホ断ち」に翻訳してくれますが…

進化の意外な順序

うーん、今はこの最初の行は消えないのか?

進化の意外な順序ー感情、意識、創造性と文化の起源

進化の意外な順序ー感情、意識、創造性と文化の起源

 

 ググったら、こんなんあった:『進化の意外な順序』立ち読みPDFを公開しました。|お知らせ|白揚社 -Hakuyosha 僕は著者名で引っかかったんだけど。

「感情は、ホメオスタシス(恒常性)の心的な表現」だそうだ。

文化か遺伝か(生まれか育ちか?)は、比率や順序こそ違えど、両者の影響がある、というのが現在の考え方だそうだ。

記憶は、その状況を未来へと投影し、結果を予見するよう促す 

オラは 「記憶」と聞くとつい何でもデジタル書き抜きorz

 「遊び」の定義は

一見すると無用に思われる行為を行おうとする欲求 

 だそうだ。でもこんな表現されると遊びなのに楽しくないねorz

「文化」にもいろいろ定義があるようで。wikipedia:石田純一の定義だと不倫も文化!?

おぉ、これはWikipediaの項目にもなってますか:wikipedia:ジェニー (オランウータン)

こんなのもあるんでっか:wikipedia:クオラムセンシング 

神経系は、それのみによってではなく、それ以外の組織との連携を通じて心を形成する 

 生命は、「何があろうと耐え、未来に向けて自己を発展させるべし」とする厳正な任務を担いつつ誕生した

wikipedia:F・スコット・フィッツジェラルド曰く、

だから私たちは、つねに過去へ戻されながらも、流れに逆らってボートを懸命に漕ぎ続ける

とのこと。

 「定期健康診断」は「儀式」だそうだ。

ホメオスタシス」という用語は一般に、主観や熟慮なしに自動的に作用する非意識的な形態での生理的コントロールを意味する 

 wikipedia:クロード・ベルナールwikipedia:ウォルター・B・キャノンが大きな役割を果たしたらしい。。

「ホメオダイナミクス」とかいう概念もあるそうだ(分野によって多少意味が違う?)。

創発」は

部分の性質の総和を超えた特性が、全体として出現する 

 ことだそうだ。

うーん、ググってもようわからんが、マーガレット・マクファール・ヌガイという人が、「動物や植物は、微生物の世界についた緑青である」とか言ってるんだと。

また、最近は「神経は身体の召使」という見方が一般的なんだって。別な表現では「身体がなければ、心は決して始まらない。」

「内受容」という話もあるんでっか:内受容(Interoception)と外受容(Extraception) – Feel the vibes~動きと感覚が生み出す人生という旅の途中

あと、腸管神経系 - 脳科学辞典 の話もしてた。寄生虫博士wikipedia:藤田紘一郎、大喜び?

 ニーチェの言は、各自ググってくれ「人間は…植物と幽霊の雑種」

最近では、味覚レセプターが(舌ではなく)消化管にもある、という研究もあるんだとか。

私たちの心に宿るものは、生体内の隠れたオーケストラによるつかの間の演奏とも見なし得る 

記憶の正確さ、そもそもそのイメージにどれほど注意が向けられたかに依存する

 やっぱそうか…

私たちが記憶に刻むものの大半は、過去ではなく、予期された未来…に費やされる 

 うーん。「感情」と「情動」は別、というんだが、Google先生はどちらも"emotion"だとおっしゃる…ま、いいや。どうせオラと英語はNo Fitting … 「ヴェイレンス」というカタカナ英語も頻出してて、

生命活動の状態を、一瞬一瞬直接心的な言葉に翻訳し、その状態が望ましいか、望ましくないか、その中間かを必然的に明示する 

 何のこっちゃ…別な個所では「経験の固有の」と説明されてた。それならわかるか。

あたかも身体ループ」というのはこれか:「脳内で身体反応をシミュレーションする経路」(

ソマティック・マーカー仮説 - 脳科学辞典)本書での説明よりこっちの方がわかりやすいのは、ま、そんなもんか。

 wikipedia:感情も、文化により多少異なるという説もあるらしい(Wikipediaの記述とは少し違うような気がするが)。
「ストレスは良くない」という時のストレスは慢性ストレスのことだそうだ。

"lust"は良い子は使わない方が?

私の見るところ、あらゆる種類の観念、とりわけ現在の瞬間や予期される未来をめぐる解釈と感情状態が取り結ぶ関係の網の目にこそ、人間の特徴が存在する

感情は生命活動を改善し、生命を救い、寿命を引き延ばした。 

生体と神経系の関係は近親相姦的なものであるという劇的な事実…

 ふーん、wikipedia:大脳辺縁系って情動と関わりが深いんでっか。

端的にいえば、主観性と統合的な経験の両方が、意識の不可欠な構成要素をなすのである 

 映画とかテレビはどうしても作り手のペースで話が流れていくから、著者曰く

真に自由になりたければ、文学作品を読むことだ 

 そうだ。ま、でも、世の中、耳からの情報に重きを置く人の人口が多い気がするからなぁorz

完全な意味での意識とは特定の心の状態を意味し、そこでは心的イメージが主観性を吹き込まれ、ある程度広範に統合化された背景のもとで経験される 

 wikipedia:マハーバーラタはよく知らないなぁorz

なんか重いから、これはあとで読もっか:なぜマルクスは宗教を「民衆のアヘン」と批判したか(佐藤 優) | 現代ビジネス | 講談社(1/2)

wikipedia:マイケル・トマセロのこれ:マイケル・トマセロ「ヒトはなぜ協力するのか」 - shorebird 進化心理学中心の書評なども読まんとダメかしらん?

感情は、知性をして特定の目的に焦点を絞らせ、その射程を伸ばし、文化的な心が形成されるよう導いてきた。 

 こんな話もあるそうだね:遺伝子治療の最前線!クリスパー・キャス9の衝撃 人間は神に近づくのか? WEDGE Infinity(ウェッジ)

これはもう[あとで読む]か:wikipedia:ストックホルム症候群

これも:wikipedia:トランスヒューマニズム

著者の主張は、まとめると

心は脳だけではなく、脳と身体の相互作用から生まれる 

 だそうで。

しかし、wikipedia:皆殺しの天使wikipedia:北北西に進路を取れは観たことないからなorz

人間の尊厳の基盤は感情 

 これの話もしてた:愉しみながら死んでいく - たーくんの狂人日記

(情報の洪水のために)得た情報を吟味する時間が無くなっている、という指摘はもっともですな。

こんなのもあるんでっか:つながっているのに孤独 人生を豊かにするはずのインターネットの正体 機会があれば。ヱ、機会は作るもんだ、ってか?

トマス・ホッブス (Thomas Hobbes)

これも面白そう?タコの心身問題――頭足類から考える意識の起源

というとこら辺かなぁ?訳者あとがきがなかなか〇だった。どっかに転がってないかなぁ?