プロフェッショナルの未来 AI、IoT時代に専門家が生き残る方法
- 作者: リチャード・サスカインド,ダニエル・サスカインド,小林啓倫
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2017/09/20
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
なんか今は、WikiHouseとかいうのもあってちゃんと住める家の設計なんかも出来たりするんだと。
本書の立場は、そもそも現在の専門家*1というのも
「印刷を基盤とした産業社会」における特定のニーズを解決するために、人工的に編み出された仕組み
だから、これからの「技術を基盤としたインターネット社会」では変わっていかざるを得ない、とのことだった。
で、この本:[読書]新・ラグビーの逆襲 - たーくんの狂人日記なんかでもそう感じたが、今の時代は
紳士的に競技して負けるのが理想なのか*2
という主張が勢いを持ってるけど、それに対してwikipedia:トリニティ・カレッジ (ケンブリッジ大学)の寮長*3は
職人のように競技されるよりましだ
と答えているそうだ。
Wikipedia には書いてあるけど、wikipedia:ワトソン (コンピュータ)はがんの診断に役立ったりしているそうだね。最近も何かニュースで見かけた気がするんだが、何のニュースだったか忘れたorz
大陸間で手術をするリンドバーグ手術とかいうのもあるそうだ:地球横断手術も夢ではない実績を積み上げることが先決手術ロボット「ダ・ヴィンチ」【下】 | 男の病気 | 健康 | ダイヤモンド・オンライン
なり損ないの物理屋としては、wikipedia:リチャード・P・ファインマンの予言はデジタル書き抜きせねばなるまい。
私たちはいつの日か「外科医を飲み込むようになるだろう」
確かにこんな話も出てきてるもんね。:もうすぐ実現、「体内病院」の衝撃! ――体内を自由に駆け巡り、検査・診断・治療までしてくれる究極のナノマシン | Mugendai(無限大)
そえばこんな話もあったか:全文表示 | 紙の呪縛から解放されることが必要だ 電子新聞ザ・デイリー廃刊から学ぶ教訓 : J-CASTニュース
こんなのも:wikipedia:Extensible Business Reporting Language
wikipedia:強いAIと弱いAIは、ここでも触れてたんだね…(記憶になしorz)
ま、でも、最後の方で言ってた、不誠実な人間より機械の方がマシ、というのは、その通りですね。
もっとも、こういう変化は斬新的だから気付きづらいらしいけど。身のまわりのことを考えてみると、例えばスーパーのレジ係の人間は確実に少なくなってるなぁ(その分、自動精算機が増えている)。バスの運転手はまだ消えてないけど、これも時間の問題?
あ、あと、wikipedia:en:Anthony_Kennyの言葉を借りれば、
とのこと。