た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

狂気の科学

狂気の科学―真面目な科学者たちの奇態な実験

狂気の科学―真面目な科学者たちの奇態な実験

元はドイツの本で、原題が verrückten Experimente ≒ crazy Experiments(スゴい実験*1?)ということで、目次にあるように、「陰毛を引っこ抜く*2」だの「陰毛のそぞろ歩き」だの、なんじゃそりゃ?という実験がゾロゾロ…(wikipedia:イグノーベル賞を受賞した研究も多かった。)個人的には、「狂気」そのものの科学を期待したんだが(狂人だし)、期待外れorz
まぁどうでもいい、ちゃぁどうでもいいんだけど、ロバート・シンマーは「裸足の哲学者」だそうだ(エレキテル③ - コロイドの秘密)。
リンゲルマン効果(wikipedia:社会的手抜き)というのもあるそうだ(この節のタイトルが、「やったぜ!大変な仕事は全部他人任せ!」)。
犬の場合だが、96〜120時間眠らせないでおくと死んでしまうそうだ。
wikipedia:法医昆虫学なんてーのもあるそうだ。
これ:[読みかけ]ウマはなぜ「計算」できたのか、他 - たーくんの狂人日記の話もしてたけど、読みかけでしたか…

アンケートでわかるのは、ある特定の言葉の組み合わせに出会ったときに、A氏が何を書いたり言ったりするかであり、A氏がB氏に会ったときに何をするかではない。B氏は、言葉を並べただけの存在ではなく、はるかに多くのものをもった存在である。…(後略)

うーん、本書ではクモが巣をつくるのは早朝午前四時頃、との記述があったんだけど、ググったところそうとも言い切れない…(この辺:クモが網を張る時間 | 虫散歩とか。)
wikipedia:言語的相対論って[読書]言語が違えば、世界も違って見えるわけ、など - たーくんの狂人日記の話かな?
こんなのもあるそうで。:ドクター・フォックス効果 - nashのブログ - Yahoo!ブログ
という訳で内容的には期待外れではあったが、最後まで読み通したという意味では期待に応えた。

*1:[読書]すごい実験 - たーくんの狂人日記もあったが。

*2:この節のテーマが「上司に金玉を握られた助手」orz