これまた長ったらしい書名ですが。
- 作者: 朝日新聞「カオスの深淵」取材班
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2014/04/04
- メディア: 単行本
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民主主義とカオス――『民主主義って本当に最良のルールなのか、世界をまわって考えた』を読む - 福嶋聡|WEBRONZA - 朝日新聞社の言論サイトにあるように、書名の問いに単に答えるだけなら、チャーチルの至言(民主主義 - Wikiquote)を持ち出せばそれで回答終了!になってしまうのでしょうが。でもそういう短絡的思考で終わりにするのではなく、このような取材を通じてそれを検証する努力を続けることこそ本当の民主主義への道なのでしょう。ググったら、wikipedia:日本国憲法第12条にそのような意味の条文があった(前文だったか、と思ったら、記憶違いorz)。
そーえば、wikipedia:ギリシャとwikipedia:夕張市って、どっちも財政がピンチだから(wikipedia:ギリシャの経済)、似てるのかな?→ググったら、いろんな意見があるようだから、素人は黙ってますorz
イギリスの政権交代には、ダグラスヒュームルールとは - コトバンクなんてーのもあるんだそうだ。でもこれがあるからと言って、必ずしもうまく機能する、という訳ではないみたい。やはり不断の努力がいるんだろうね。
PayPal の設立者ピーター・ティールは、
今や自由と民主主義は両立しない。
なんて言ってるんだそうだ。
また、wikipedia:エマニュエル・トッドは
今や民主主義が闘う相手は借金だ
なんて言ってるんだとか。
僕は左翼の狂人だから?原理・原則は大事だと思うんだけど、やはり何事も程度問題のようで、カナダでケベック州の独立運動を展開していたwikipedia:ブロック・ケベコワ(ケベック連合)には有権者は「うんざりした」んだそうで、近年は支持を失ってるそうだ。
あと、最後の方にあった話から。
差別語をなくせば差別がなくなるわけではない。
もう一つ、最後の話からデジタル書き抜き。
政治家や住民運動が安易に持ち出す『民意』などまやかしだ。…議論や投票など、さまざまな過程を経て形成されるのが民意。…
あと、今日の図書館背取り。
*1:確認しようと思ったら、web の文章を読むには ID が要るorz