- 作者: パトリシア・S.チャーチランド,Patricia S. Churchland,信原幸弘,樫則章,植原亮
- 出版社/メーカー: 化学同人
- 発売日: 2013/08/23
- メディア: 単行本
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日本語版への序文によると、おもに「社会的行動の神経生物学的基盤を扱っている」んだそうです。
前半は「気遣いと世話」の神経生物学的基盤の話など、とっつきやすいんだが、最後の方は「宗教と道徳」とか、ちょっとうかつに手を出すとヤケドしそうなテーマも扱っていた。ので、適当なこと書くとまた炎上しかねないんで、紹介だけにとどめておく。でもやっぱり、一説を紹介しておこう*1
困難な社会的問題と格闘し、別の陣営の言い分に耳を傾け、さまざまな相違に留意し、できるかぎり懸命に交渉し、歴史を理解し、将来の帰結を見通そうとする以外に選択肢はない。
wikipedia:オキシトシンがアスペルガー(症候群)に効く、とかいう話もあるみたいだけど(google:オキシトシン アスペルガー)、この話はまだ研究中なので、過信しない方が良い、と釘を刺してた。
出版社のサイト:脳がつくる倫理 - 株式会社 化学同人に、参考文献のPDFもあるのでご覧あれ(でも、英語のんが多いねorz)。