た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

バナナの世界史

バナナの世界史――歴史を変えた果物の数奇な運命 (ヒストリカル・スタディーズ)

バナナの世界史――歴史を変えた果物の数奇な運命 (ヒストリカル・スタディーズ)

なんか、聖書に出てくる(禁断の)果実は、現在のリンゴ、というのが相場だけど、実はバナナだ、という説もあるんだって。あと、2016年はバナナが新大陸にやってきてから五百周年だそうだ。
世界中の人々に愛されてるバナナですが、

栽培バナナは不稔であるため遺伝的多様性に乏しく、病気が発生すると致命的な打撃を受ける。
wikipedia:バナナより)

そうだ。実際、過去に広く栽培されていたグロスミッチェル種はパナマ病のために壊滅したそうだ。
というわけで、バナナに関する話題が満載で、バナナ好きのオイラは楽しく読めました。
筆者の主張は、(真の)地産地消を実現すれば、アメリカではこれまでのように広く安くバナナを食すことはできなくなるだろう、でもその価値はあるんじゃないか、というもので、これには僕も同感します。

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こっち↓はもう返却してしまった。