- 作者: ロバートクルツバン,Robert Kurzban,高橋洋
- 出版社/メーカー: 柏書房
- 発売日: 2014/09/01
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (5件) を見る
本書は、なぜ私たちが矛盾し、一貫性のない思考様式や行動をとるのか、さらには偽善者にさえなるのかを解明する。
んだそうだ。
「統合された自己」という概念は実際には存在せず、その場その場に応じて状況を解決しようとするモジュールがある、ってことらしい。
道徳的判断はまず結論があって、そのあとに理由が後付けで説明されるものらしい。だから、「駄目なもんはダメ!」はあり得るんだそうだ。別の言い方をすると、心は大理石(の彫刻)ではなくむしろ変幻自在な粘土細工に近いんだと。
昔読んだこれ:社会はなぜ左と右にわかれるのか - たーくんの狂人日記の話もよく出てきた(訳者も同じ)。
好みもその場その場で構築されるんだと*1。
とりあえず、そんなとこで。
あと、図書館で見かけた本: