真夜中に猫は科学する

真夜中に猫は科学する　エクレア教授の語る遺伝や免疫のふしぎ

wikipedia:インフルエンザウイルスとは違ってwikipedia:インフルエンザ菌というのもあるんだそうだ。
wikipedia:ブースター効果を追加免疫効果、と日本語でも説明していた辺りは評価したいんだが（って、Wikipedia にも書いてあるね…）、致命的なのは、

30 km といえば、3000 m だろう？

あのぉ、計算間違ってません？ 30 km ＝ 30,000 m （３万メートル）だと思うんだけど？だから、特に大きな数字を扱うときは、この３桁ごとにwikipedia:コンマを打つ、という習慣は、役に立つと思うんだけど*1（まぁ英語圏の習慣に由来するんだろうが）。
ノーベル賞受賞後に死が判明した、wikipedia:ラルフ・スタインマンなんていう人もいたのか。
という訳で、上の計算ミスが評価を大きく下げたので、巻末にあった参考文献のリストをデジタル書き抜きして終わりにする。いづれも文庫・新書で手は出しやすい（だいたい図書館にもある）。

インフルエンザ パンデミック―新型ウイルスの謎に迫る (ブルーバックス)

感染症―広がり方と防ぎ方 (中公新書)

感染症と文明――共生への道 (岩波新書)

新しい免疫入門 自然免疫から自然炎症まで (ブルーバックス)

アレルギーはなぜ起こるか―ヒトを傷つける過剰な免疫反応のしくみ (ブルーバックス)

iPS細胞の世界-未来を拓く最先端生命科学- (B&Tブックス)

カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書 第1巻 細胞生物学 (ブルーバックス)

カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書 第2巻 分子遺伝学 (ブルーバックス)

カラー図解 アメリカ版 大学生物学の教科書 第3巻 分子生物学 (ブルーバックス)

この↑シリーズは一応５巻まであるようだ。
その他ネコの本。

*1:父もそう言ってた。