- 作者: 五木寛之
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2012/11/01
- メディア: 単行本
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なので十分吟味して選んで買った本ではなかったけど、それなりに楽しく読めた。
ただ、後半の部分で、夜行性の効用を説いていたりする部分はいただけなかった。僕も夜中に目が覚めて*1、(そのままなら)眠れぬ夜を過ごす*2から気持ちはわかる(つもり)。でもやっぱり、人間は本来昼行性で、危険な肉食動物を避けるため進化の過程で薄暮の生き物となることを選んだ、という説明の方が納得できる。
だから、著者は文章力があるだけについつい全面的に同意してしまいそうだけど、その辺はさっ引いて読んだ方が良いのかもしれない。