笑うなよ!
なぜ世界でいま「ハゲ」がクールなのか
書名に惹かれ BOOK OFF で衝動買い…
- 作者: 福本容子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/08/21
- メディア: 新書
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英語でも"bald"(ハゲ)という語があって、聞き間違えると大変だそうだ:「Bold(勇敢)」と「Bald(ハゲ)」の発音の違いを比較。文脈で理解がオススメ
こんなのもあるそうで、[あとで読む]政治家髪型評論・出世髪型研究ブログ | ZANGIRI.日本一出世するビジネスマンが多い理容室
少し古い本だがこんなのもあって:筑摩書房 ボディ・ソシアル ─身体と感覚の社会学 / アンソニー・シノット 著, 高橋 勇夫 著、その著者によると
反対のイデオロギーは髪型も反対になる。髪というものは、単にセクシャルな意味があるだけでなく、その人のイデオロギーを著わすシンボルでもある
アベノミクスとハゲノミクスには共通点があるそうだ(どちらも人の心理に訴えかける、一旦始めると出口がなかなかない、など)。
そうそう、僕は事故で瞳孔が正常に働かなく(要するに、お日様がまぶしく感じられてしまう)なってから帽子を愛用するようになったんだけど、そもそもかつての西洋社会では帽子は必須のアイテムだったそうだ。それが衰退したのは、やっぱりハゲる、と思われてしまったからなのかなぁ?*1根拠はないらしいが:帽子をかぶってるとハゲるって本当?(髪のせんせい)
これは、新聞記事にはなったのかな?禿げかカツラか : 恋愛・結婚・離婚 : 発言小町 : 読売新聞
で、最後は、wikipedia:パラリンピックと一緒で「失ったものを数えるな。残されたものを最大限に生かせ」(wikipedia:ルートヴィヒ・グットマン)と言うんだが、それはそうなんだがやっぱりないよりはあった方が良い訳で…
ま、人生あきらめが肝心!改め あきらめは心の養生ですから。
それともう一冊。これは市の図書館から。
*1:昔地下鉄で働いていた人も、少なくとも相関関係はある、と力説していたorz
ジハード大陸
- 作者: 服部正法
- 出版社/メーカー: 白水社
- 発売日: 2018/02/20
- メディア: 単行本
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かつて「歴史の初稿」を綴るのはジャーナリストの役割だったけど、今はまた変わっているようだ:「歴史の初稿」をネットユーザーが伝え、ジャーナリストが確認する | 新聞紙学的
ググったら Amazon のカスタマーレビューに文があったので、コピペorz
船戸与一はその著書「国家と犯罪」の中で「世界の矛盾は辺境にこそ集約されているのだ。真正面からの照り返しとはならない。屈折に屈折を重ねた乱反射となる」と書いている。
イスラムの信仰告白はwikipedia:シャハーダっていうんだ。
「貧困が(テロの)最大の要因」という説明はわかりやすかったんだけど、ググったところ別の説明もorzテロの原因 AERA の記事も:テロリストはどんな動機で事件を起こすのか? 専門家に聞いた (1/4) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)
ソマリアのこんな話も:アフリカでは珍しい単一民族(時事)
こんな人もいたか:wikipedia:アンワル・アウラキ
本書で何度か出てきたジハーディストは、Wikipesia ではwikipedia:イスラーム過激派
内面における神との対話だけでは不十分だと断じ、コーランに書かれた戒律や法を順守するだけではなく、暴力をもって自分たちが信じるものを無理やりに押しつける者たちと言える
wikipedia:文明の衝突は有名だけど、著者は「文明の復讐」という語を思いついたようだ。でもググったらそういう映画があるようでorz
wikipedia:非対称戦争なんていう語もあるそうで。
しかし今の世の中、男子が無差別に殺されるより女子が拉致される(これか?wikipedia:ナイジェリア生徒拉致事件)方が大きなニュースになったりするんだそうで、「何となく釈然としない気がした」とは著者の弁。
wikipedia:チボクでは、家族で宗教が違うのはよくあること。→信仰は個人的なもの。
民族紛争の多くは、紛争をつくり出す者によってつくり出されている
というのが、アフリカ取材を通じて得た著者の結論とのこと。
wikipedia:レジリエンス (心理学)はよくアフリカの人たちに使われることが多いそうで、著者は(よく使われる)「回復力(がある)」という訳語より「不屈」と呼んだ方が良いのではないか、とのこと。
という訳で、やっぱ暑いから後半はナナメ読みになってしまいましたorzま、家の近くの図書館にもあるし。
(7/30追記)
世に陳腐な言説は少なくないが、アル・カイーダを中世への先祖返りだとする主張ほど仰天させられるようなものもない。アル・カイーダはグローバル化時代の落とし子なのだ。