た-くんの狂人日記

最近はほぼ読書日記

音と脳

 新着本のリストを見て、予約してみたら、予約殺到中…順番回ってきたのは比較的早かったが。

 目を閉じることはできても耳を閉じることはできないし、聴覚は常に「オン」になっている、とのこと。「音からは逃げられない」。こういうのもあるようだが:耳栓で睡眠の質アップ! 完全遮音から目立たない最新おしゃれモデルまで、おすすめの最強耳栓ベスト16 | GQ JAPAN まぁこういうのは、常にオンになっていることの裏返しでもあるんだよね。貧乏人としてはスルーするが(というか、オラの問題は防音ではないですから…)

 著者の母はピアニストだから、wikipedia:アレクサンドル・スクリャービンの音楽を弾いていたりしたんだと。wikipedia:ヨハン・ゼバスティアン・バッハwikipedia:フレデリック・ショパンは聞き覚えがあってもね…

 なんかググったらこんな記事ヒットしたけど:「聴覚防衛反応(聴覚過敏)の理解と改善に向けて」 | 発達障害のある子への支援アプローチを学ぶ研究会「発達障害臨床研究会(宇佐川研)」

 聴覚は(世界から)自衛するために発達したんだと。また、視覚を持っていない脊椎動物はいるけど聴覚を持っていない脊椎動物はいないんだとか。でも人間は視覚に依存しているから、見えないものは忘れられる…

 まぁこういう話もある:耳が聞こえにくいと認知症のリスクが上がる?難聴が脳に与える影響 | Signia でもそもそもオラの難聴は脳損傷が原因と思われ…

 著者はこの記事に出てくる研究所を運営しているそうだ:リラックスするために体を動かそう.オンラインストア (通販サイト)(ブレインボルツ) 一貫した研究テーマは「音と脳の協調関係」だとか。

 神経科学者のノーマン・ワインバーガー曰く「自然は学問分野の違いなど顧みない」だそうだ。でもググったらそもそも出版社の記事がヒット…:音と脳 あなたの身体・思考・感情を動かす聴覚 / クラウス,ニーナ【著】/伊藤 陽子【訳】/柏野 牧夫【解説】 - 紀伊國屋書店ウェブストア|オンライン書店|本、雑誌の通販、電子書籍ストア(試し読みができる)

 (著者が言う)サウンドマインドとかいうのも読めるようで。

 wikipedia:ピッチは私たちが認識する音の高低で、周波数は測定可能な物理的特性なんだと。両者は必ずしも一致しないんだとか。

 wikipedia:通話表wikipedia:NATOフォネティックコード

 「聴覚伝導路」の図はググってくれ、と。日本ではこんなんヒットしたけど:聞こえのしくみ|どのようにして音は聞こえるのか? | KIKOE LIFE 「トノトピー」はググったらこれヒット:周波数地図 - 脳科学辞典 本書の表現では「音の地形図」だそうだ。

 wikipedia:内耳神経(蝸牛神経核

動くことを目的として、空間における自分の位置と重力を知覚するように設計された器官から、耳は生まれた

 

神経可塑性は、経験から生じる脳の変化を表す万能の用語だ

 夜行性だから、wikipedia:フクロウは耳が良いんだって。人間よりずっと。

耳は脳を聞いている

ググるとこうなったが:耳ではなく「脳」で聴いている。難聴には音楽がいい? 研究者に聞く、音楽療法の話 - Always Listening by Audio-Technica(オーディオテクニカ)

 有毛細胞には内と外があるんだ(wikipedia:蝸牛)。豆まきみたいorz

 デビッド・ストレイヤー*1氏曰く

注意は聖杯だ。意識するすべて、受け入れるすべて、覚えているすべて、忘れるすべては、注意にかかっている

だそうだ。でも僕は(昔は)特に意識(注意)してなかったことは覚えているクセに意識したことに限って忘れた*2もんだが…

学習は何歳になっても、正しいアプローチと適切な道具立てがあれば、いつでも可能なのだ

今は、そういう見方が主流だとか。まぁトシを取ってからの学習はその分追加の労力が必要になる(はずだ)が。

私の旅の目的は、脳内の音処理を覗き見る窓を探し出すことなのだ

未解決の問題が結び付け(バインディング)問題なんだと:脳を創る、脳を見る Chap.3

 そえば本書にはFFR(周波数対応反応)というのがよく出てきたんだけど、注意しないと脳内でwikipedia:高速フーリエ変換(FFT)に(高速に?)変換されてまう…

 ベートーベンの脳の話をググったら、これヒット:wikipedia:ベートーヴェンの死 一方、wikipedia:ロベルト・シューマンの方は

萎縮していることが認められた

 こういうのもあるんだ:wikipedia:ドラムコー

wikipedia:音楽は情動の言語だと言われる

初めて聞いた…

 一応読んでたか:音楽嗜好症 - た-くんの狂人日記

 こんなんもあるとか:第30回「失音楽症」 | 医療法人社団 敬仁会 | 桔梗ヶ原病院 本書では「アンヘドニア」と呼んでいたが、ググるとこの用語は音楽に限った話ではないようで…

音は時間を失うと意味も失う

音楽は時間の芸術らしいし。

リズムは私たちを世界と結びつける

 こういうのもあるんだ:wikipedia:ボイスパーカッション wikipedia:YouTubeにもいろいろあるようだが。


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これは知らん…:wikipedia:フレール・ジャック(聞いてもわからん…)

 ググったらこんなのが:隔月刊行 ふるえ Vol.5 息づかい [特集1]] 人には聞けない言語とリズムのヒミツ*3 騒音下での聞き取り*4にもリズム感は重要なんだと。

 本書でググれ、って言ってたのはこれか?


www.youtube.com

 こういうのもあるとか:音楽で人をつなぐ――国境を越えるミュージシャンたちの平和活動/増田穂 / シノドス編集部 - SYNODOS*5

歩くことはリズムなのだ

 これも知りませんでした…:wikipedia:ドローン (音楽)

 wikipedia:スペリング・ビーwikipedia:大母音推移

 こういうのもあるんだと:wikipedia:Ghoti

私たちは決して、生まれながらにして文字を読めたわけではない*6

 子音の聞き取りは誰でも難しいもんなんだと。確かに、母音は口の形でもある程度わかる(マスク時代ではほぼ絶望的だが…それに配慮して、テレビなどではマスクではなくフェイスガードを使ってくれる場合もあるが)。

 数年がかりの研究では参加者の減少が一般的なんだが、著者の研究では参加者にとって楽しいものになるよう苦心した結果、参加者の減少がほとんどなかったんだとか。

 反応時間 - 脳科学辞典(性差 他の尺度では性差は認められないんだとか。)

 wikipedia:プラトンも、音楽を重視してたんだって:プラトンが「学問」として重要視し、リベラルアーツとなった「音楽」の歴史とは? | ビジネスに効く クラシック音楽全史 | ダイヤモンド・オンライン 曰く、

音楽の訓練は他の何よりも力強い手段だ

とか。

 overlap, precision, emotion, repetition and attentionでOPERAという仮説もあるそうなんだが、(日本語環境で)ググるwikipedia:OPERAに翻訳され何のこっちゃわからん…

作曲家の話す言語はその人の楽曲に足跡を残す

 音韻認識(wikipedia:音韻論?)も音楽の経験がある人の方が上手なんだって。

 さらに、こういう話も:受験コラム|学力と音楽の関係性はあるの?|学思館(公式サイト)|福岡の総合進学塾、学習塾、高校受験、中学受験

 また、神経教育学とかいうのも。この辺の本を読め?:脳はこうして学ぶ:学習の神経科学と教育の未来

(音楽で)最も進歩する人は最も演奏したがる人だ

音楽に限った話ではないとは思うが。ことわざにあるね「好きこそものの上手なれ」

 なぜ「声に出して読む」と記憶が定着するのか?そのメカニズムと、音読を活用した暗記術 | ライフハッカー・ジャパン

 楽譜を読むのと言葉を読むのは似たような脳のリソースを使うんだそうだ。だから楽譜を読める人は言わばバイリンガル*7。オラも吹奏楽やってたから一応読めるけど、今はどうだろう?言葉は使わないと錆びるって言うしね…

科学は領域横断的であるべき

今はタコつぼの穴がどんどん深くなっていくように感じるけど。その穴を極めるだけでも大変だよね…ま、オラレッドカード食らったから知らんけど。

 こんなのも:トレバー・ノア 生まれたことが犯罪!?

 1952年のwikipedia:児童心理学のテキストには、

二か国語が話される環境で育った子供は、言語の発達において間違いなくハンディキャップを持つ

と書かれていたそうだ。

 こういう話もあるんだと:日本の赤ちゃんは、英語のLとRを聞き分けられる?(医長が教える子どもの健康 2019年11月号)|子育て応援ひろば すかりぶ

 オラ、「次元変化カード分類課題」ってリハビリでやった記憶があるなぁ(どんなのか、はググってね)。

 冗談か、と思ったら、本当にあるんだ:ボディートーク 新装版 世界の身ぶり辞典[事典-人文社会科学-]|辞書は三省堂|#しぐさ #身ぶり #ジェスチャー #異文化理解 本書ではイタリアの話だったからこれ:イタリアのジェスチャー解説11選【イラスト付き】 | イタリアに住んだネギ

 一般に母語より第二言語の方が、理性的に判断できるんだと。だから科学の世界では日本語は絶滅危惧種なのか。

 人間の発声器官はwikipedia:喉頭で、鳥の発声器官はwikipedia:鳴管というそうだ。これもwikipedia:収斂進化って奴かなぁ?

 トゥバ・喉歌について - Harmony Fields

 鳥の歌にも方言があるらしい 地域差が生まれるのはなぜ? - エキサイトニュース

 wikipedia:ローマの松 wikipedia:サヨナキドリの鳴き声が入ってるの? wikipedia:ローマの祭りの方は吹奏楽の定番だし聞き覚えはあるが。

 なんかググったらヒット:鳥の声は「神が与えし秩序」? メシアン音楽と鳥の関係を深掘り!|音楽っていいなぁ、を毎日に。| Webマガジン「ONTOMO」 鳥の歌の特徴は現代音楽に似てるんだそうだ。

 こうらしい:noise の意味、語源・英語語源辞典・etymonline

 そえばこんな本もあったなぁ:睡眠こそ最強の解決策である

慢性的な耳鳴りは…まだ十分に解明されていない

 こういうのもあるんだと:ミソフォニアと合理的配慮 | NHK ハートネット オラ、嫌悪とまではいかないなぁ。理解はできないけど、使いたい人は使えば、と思う。何か協会*8もあるみたいだが、「現在更新中です」…

 なんかアドレスが載ってたんだが:Twenty Thousand Hertz - The stories behind the world's most recognizable and interesting sounds.

 こういうのもあるらしいんだが:【補聴器の機能 騒音下でも会話がはっきり聞こえるように! 騒音抑制機能】 | 尼崎・伊丹・西宮の認定補聴器専門店 補聴器のビビッド どうせ耳かけ式なんだよね…オラの感音性難聴という奴だと、耳かけ式とは相性が悪くて…前使ってたこともあるけど、使いこなせないうちに使い方を誤り壊してしまった… 10万円?がパー…

 wikipedia:アメリカ国立老化研究所が提唱する、高齢者が生産的で有意義な生活を送るための要素は、

  1. 適切な体重の維持
  2. 食生活への配慮
  3. 適度な運動
  4. 趣味や社会活動への参加

だそうだ。

 第4回 野球における腰痛と脊柱の機能チェック|[5]脊柱の機能チェックテスト|摩季れい子の野球PNFトレーニング(クラウス・ウェーバーテスト)

 そえば昔*9、こんな記事もあったか:「パンチドランカー」を生きている間に治療できるように、研究 | ナショナル ジオグラフィック日本版サイト

 こういうのもあるんだと:wikipedia:生物音響学

 こういう話もあるとか:飛行機内のドリンクサービスで頼むべきものは? 「トマトジュース」がおすすめな理由 でも、国内線のサービスであったかなぁ?(ググったところ)上級クラスならあるみたいだが。

歌うことは最初の音楽であり…

 古典っぽい:人間の音楽性 (岩波現代選書)

 こんな本も:なぜ直感のほうが上手くいくのか? - 「無意識の知性」が決めている でも狂人だから、オラの直感はだいたい外れるんだよね…(だからと言って直感と逆を選ぶと、そういう時に限って直感が正解だったり…)良いものになるかならないかのカギは「経験」らしいが。

 という訳で、狂人的には役立たない(と思われる)話も多かったが、参考にはなった。

 

*1:この記事に出てくる:「自然の中の3日が問題解決能力を高める」米研究者 - 日本経済新聞

*2:正確には、思い出せなかった

*3:もっとも本書では言語の習得にはリズム感も大事みたいな話をしてただけなんだが。

*4:オラが苦手な奴だ…

*5:これのこと?:国境なき楽団 Top page なんかでも解散したの?→PLUSがついて続いてる?:庄野真代オフィシャルサイト

*6:安易に「日本語は特殊」とか言いたくないけど−『プルーストとイカ』メアリアン・ウルフ著 - 濫読乱写日記からコピペ…

*7:これも良い面と悪い面(例えば語彙が少なくなるらしい)があるそうなんだが、一般に恩恵は不利益を上回るんだと。

*8:日本ミソフォニア協会

*9:1年くらい前